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【老後の生活】50代から考えておきたい年金を含めたマネープラン

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月24日 14時0分

【老後の生活】50代から考えておきたい年金を含めたマネープラン

「老後の生活を考えて貯蓄はしているけれど、どれくらいあれば安泰なのかがわからない」とお悩みではありませんか? 老後の生活水準は人によって異なり、必要なお金も変わります。ご自身が理想とする生活によって用意すべき金額が変わるため、今からマネープランを作成してみましょう。   ここでは、50代から考えておきたいマネープランの作成方法を解説します。なぜマネープランが必要なのかもお教えします。

マネープランなぜ必要?

定年以降はマネープランに沿って生活することが重要です。プランなしに生活をするとお金が足りなくなり、年金だけでは困窮する恐れがあります。ここでは、マネープランが必要とされる2つの理由について解説します。
 

1.老後に安泰した生活を送るため

マネープランは老後の安定した生活を維持するためにも、定年前に作成しておくべきです。これまで働いてきた分、老後は趣味に打ち込みたい、新しいことを始めたいと考える人も多いでしょう。趣味や娯楽費が多くなると予想される場合は、娯楽費などを含めた計画を立てておかなければなりません。
 
単純に生活費のみでプランを設定してしまうと、娯楽に充てるお金を捻出できません。定年前に娯楽費用を含めたマネープランを作成しておけば、貯蓄の目標金額も定まりやすくなります。老後もお金に困ることなく安定した生活を送るためには、あらかじめ娯楽費を組み込むなど余裕をもたせたマネープランが必須です。
 

2.定年後は年金以外の収入がなくなるため

定年後は年金以外の収入がなくなる人が多いため、予定外の出費に慌てずに済むよう計画を立てておく必要があります。税金や保険料といった固定費用の分だけ考えて貯蓄をしていると、医療費や介護費といった突発的な出費をまかなえない可能性もあるからです。生活費や税金、保険料といった固定費用のほか、突発的な出費にも対応できるよう予備費を計画に含めておくと安心です。
 

50代から始めたいマネープランの作成

マネープランはできるだけ若いときから作成しておくのがおすすめです。マネープランの作成によって老後に必要なお金がわかるため、貯めておきたい金額の目標額を把握できます。50代からでも遅くはありません。すぐにプランの作成を始めてみましょう。
 

60代以降の生活費を参考に

老後は現役世代と生活環境が変わるため、これまでの生活費はあまり参考にならないかもしれません。すでに定年を迎えている世帯の生活費を参考に、計画を立てていくといいでしょう。
 
生命保険文化センターが行った令和4年度生活保障に関する調査によると、夫婦2人の最低日常生活費として必要だと考えられている平均額は月23万2000円、ゆとりを持つために上乗せしたほうがいいと考えられる平均額は月14万8000円でした。
 
ゆとりを持つために必要だと考えられる額は目安です。この金額を参考にご自身の理想の生活を考え、どれくらいのお金があれば安心かを考えてみてください。
 

補填方法を今から検討

令和5年4月からの夫婦2人の標準的な厚生年金額は22万4482円、国民年金は1人あたり6万6250円となっているため、足りない分を補填しなければなりません。特に国民年金加入者は厚生年金加入者に比べて受給額が少ないため、補填しなければならない金額が大きくなると考えられます。
 
老後の資金づくりのための手段はさまざまありますが、運用益が非課税のiDeCoなどもおすすめです。
 

まとめ

マネープランの作成はとても重要です。プランなしで第二の人生が始まってしまうと、後々お金が足りずに公的年金だけでは暮らせなくなってしまうというケースも。理想どおりの老後を楽しく過ごすためにも、ゆとりを持ったプランを早めに作成しておきましょう。
 

出典

(公財)生命保険文化センター 2022(令和4)年度 生活保障に関する調査《速報版》
厚生労働省 令和5年度の年金額改定についてお知らせします
iDeCo iDeCo(イデコ)の特徴
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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