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【国民年金いつまで払う?】60歳以上の任意加入制度と支給額を解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月26日 13時0分

【国民年金いつまで払う?】60歳以上の任意加入制度と支給額を解説

日本国内に居住する人が加入を義務付けられている国民年金ですが、保険料をいつまで支払う仕組みになっているのかを知らない人は少なくありません。私たちの生活に欠かせない国民年金だからこそ、詳しい仕組みや制度などを知っておくべきでしょう。   今回は国民年金をいつまで支払うのか、詳しく解説していきます。60歳以上の任意加入制度と支給額についても紹介しているので、参考にしてみてください。

国民年金の支払いはいつまでなのか

国民年金の支払いはいつまで続くのか、考えたことがある人は多いでしょう。ここで具体的な支払い期間と、支払金額などについて解説します。
 

国民年金は60歳まで支払う

国民年金は、日本で生活している20歳以上60歳未満のすべての人が納付する決まりとなっています。被保険者となるのは60歳になるまでの期間であるため、以降は保険料を納めることを義務付けられていません。
 
65歳になると、国民年金へ加入していた期間と支払った保険料に応じた国民年金が支給されます。65歳以上で国民年金を受け取るには、保険料を納めた期間・免除や猶予された期間を合算し、10年以上であることが必要です。
 

支払金額は毎月1万6520円

第1号被保険者は、毎月1万6520円(令和5年度)を納める必要があります。納付期間は翌月末というルールになっているため、3月分は4月末まで、4月分は5月末までに支払うという仕組みです。
 
付加保険料に申し込んでいる場合は、上記の金額に加えて毎月400円を納めます。付加保険料は納付月数に応じて、200円×納付月数分(年額)が上乗せされて受け取れるため、必要であると感じた場合には申し込むとよいでしょう。
 

任意加入制度とは

任意加入制度は60歳になるまでの期間に、40年の納付済み期間がないことが原因で老齢基礎年金を満額受給できないときや、老齢基礎年金の受給資格である10年の期間を満たしていない場合に加入できます。
 
受給資格を満たしていない場合は70歳までに加入できますが、年金額を増やす目的の場合は65歳までに加入が可能です。海外で生活している20歳以上65歳未満の日本人も、任意加入ができます。なお、老齢基礎年金を繰り上げ受給している人、厚生年金保険や共済組合等に加入している人は対象外となります。
 

国民年金の支給額はいくらなのか

国民年金は65歳から受け取ることができます。過去に納付してきた金額が多いほど、受け取れる金額が多いという仕組みです。もし20歳から60歳まで、上限である40年(480月分)を支払っていた場合は、67歳以下は月額6万6250円・年額79万5000円、68歳以上は月額6万6050円・年額79万2600円をそれぞれ受け取れます(令和5年度)。
 
自分がこれまでに納めた年金の記録や、今後受け取れる年金の見込み額などは、ねんきんネットを見てみましょう。マイナンバーカードもしくは年金手帳などがあれば調べられるので、もし気になることがあればチェックするとよいでしょう。
 

出典

日本年金機構 国民年金・厚生年金保険 被保険者のしおり
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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