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【貸与額】奨学金は毎月最大12万円借りられるけど、限界額まで借りたほうがいい?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月28日 2時30分

【貸与額】奨学金は毎月最大12万円借りられるけど、限界額まで借りたほうがいい?

奨学金は、日本学生支援機構で毎月最大12万円まで借りられますが、実際には、限度額まで借りたほうがいいのか、迷っているケースは少なくありません。奨学金を限度額まで借りたほうがいいのか、それとも限度額までは借りないほうがいいのかの判断は、状況によっても異なってきます。   本記事では、奨学金を借りる際に、どれくらいの金額を借りるのがいいのかについて解説しますので、参考にしてみてください。

奨学金で借りる金額はどのように決めればいい?

奨学金で借りられる金額は、「第一種奨学金」か、「第二種奨学金」かによって違い、第一種奨学金では設定された金額から選択し、第二種奨学金では、月額2万円から12万円の間(1万円刻み)で決定します。
 
また、第一種奨学金で借りられる金額では足りない場合、第一種奨学金と第二種奨学金の併用も可能です。奨学金で借りる金額は、大学に通うのに支障のない程度に抑えるのが理想といえますが、大学の入学費や授業料・教材費のほかにも、一人暮らしなどの生活費にも充てられます。
 
奨学金は、大学で勉強するために借りるお金であるため、遊びなどには使わずに、学業に優先して使わなければなりません。そのため、学業に専念するために、12万円を借りて生活費などに充て、将来的に就きたい職業に就けるように、勉学に励んでいる人も多いようです。
 
ただし、奨学金はあくまでも借りているお金であることを理解して、将来的には返還しなければならないことも考えたうえで、借りる金額を決定しましょう。
 
奨学金は、大学などで勉強したいと考える学生などに対して、落ち着いて勉強できる環境を整えるために貸与されるお金です。第二種奨学金の利子に関しても、一般的なローンよりは低く設定されていて、奨学金の返還負担が低く抑えられています。
 
限界額まで借りたとしても、利子は低く抑えられているため、余裕を持って生活費などを確保したいと考えているならば、限界額まで借りてもいいでしょう。
 

奨学金を借りなかった場合のリスク

奨学金を借りずに、アルバイトだけで、生活費や学費を賄おうとすることは、あまりおすすめできません。
 
一般的に、大学生の本分は学業であるにもかかわらず、あまりにも多くの時間をアルバイトに割いていると、授業などに出られなくなるケースも出てきます。授業への出席数が少なくなってしまえば、単位などが取れずに、せっかく入学した大学で、留年や退学になってしまう可能性も考えられます。
 
人によっては、どうしても奨学金を借りたくない場合もあると思いますが、あまりにも労働が生活のメインになってしまうときには、学業に専念できるように、奨学金を借りたほうがよいのではないでしょうか。
 
学生時代に無理なアルバイトをして、大学の単位が取れなくなるくらいならば、奨学金を借りて、落ち着いて学業に専念できる環境を整えましょう。
 

奨学金の返還が難しい場合でも救済措置がある

奨学金は、貸与終了後に返還する必要がありますが、返還開始後に返還が難しくなっても、日本学生支援機構では救済措置があります。毎月の返還額を少なくできたり、返還額を全額猶予してもらえたりなど、さまざまな救済措置が用意されています。
 
就職後には生活が厳しくて返還ができなくなるのでは、などと不安を感じて、奨学金を借りたくないというケースも考えられますが、実際には、返還が難しくなっても、特定の条件を満たしていれば、救済措置を利用することができます。
 

まとめ

奨学金では、どれくらいの金額を借りるべきかを悩んでいる方が多いといえる一方で、日本学生支援機構の奨学金は、大学などで学業に励めるように、将来的にかかってくる利子などが抑えられています。
 
奨学金を限界額まで借りたほうがいいのか、という問いに答えるならば、奨学金を学費や生活費などに充てて、落ち着いた環境で学業に励みたいと考えるならば、限界額まで借りてもよいのではないでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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