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エアコンは買い替えで「約4000円」の節約に!? 夏が来る前にやっておきたい「4つのこと」とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月27日 10時40分

エアコンは買い替えで「約4000円」の節約に!? 夏が来る前にやっておきたい「4つのこと」とは?

電気代の値上げによって、多くの家庭が悲鳴を上げていることと思います。さまざまな節電に取り組まれていることでしょう。夏はエアコンの使用などによって、どうしても電気代が高くなってしまう季節です。本記事では、夏に向けたおすすめの電気代対策を紹介するので、参考にしていただければと思います。

電気代は値上がりし続けている

東京電力が公表している図表1「平均モデルの電気料金」によると、2021年2月の電気代は6325円、2022年2月は8244円となっており、わずか1年で約2000円も値上がりしていることが分かります。
 
図表1


東京電力ホールディングス株式会社 平均モデルの電気料金
 
東京電力は経済産業大臣へ、2023年6月1日から規制料金について平均29.31%の値上げを申請しています。また、電力会社が独自に定められる低圧自由料金については、平均5.28%の値上げが決定しており、電気代の値上げは、まだ止まらないようです。
 

電気代高騰の理由

なぜこんなにも電気代が上がるのでしょうか。その主な理由は以下の3つです。
 

・ウクライナ侵攻
・新型コロナウイルスによる経済の停滞
・円安

 
ロシアのウクライナ侵攻に対して、欧米諸国はさまざまな経済制裁を行いました。その1つが、ロシアからの資源供給を抑えることです。各国はロシア以外から資源を調達しなければならなくなり、価格の高騰へとつながっています。
 
また、新型コロナウイルスは経済活動を停滞させ、原油価格の低迷と投資撤退を加速させました。そして、資源が供給不足となっている中でコロナ禍からの回復が進み、資源需要が増えたことも価格高騰へ影響しています。
 
さらに2022年の急激な円安です。資源のほとんどを輸入に頼っている日本では、輸入コスト増大は電気代高騰へ大きく影響します。
 

おすすめの節電方法4選

グローバル社会である以上、私たちは電気代の高騰にあらがうことはできません。できることは、「電力消費量」を下げることです。誰にでもできる、おすすめの節電方法を4つ紹介します。
 
ポイントは、電力消費量の高い家電から手を加えることです。図表2を見ると、夏の電力消費量はエアコンと冷蔵庫が約50%占めていることが分かります。ここに焦点を当てましょう。
 
図表2


資源エネルギー庁 夏季の省エネ・節電メニュー ご家庭の皆様 東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州エリア版
 

エアコンの掃除・使い方

まずは電力消費量断トツ1位のエアコンです。しかし、熱中症になる危険性があることから、エアコンを使用しないという判断は絶対にいけません。エアコンは以下の方法で節電することが可能です。
 

・フィルターをこまめに掃除する
・室外機の周りに物を置かない
・扇風機やサーキュレーターで空気を循環させる
・エアコンを使う前に換気する

 

冷蔵庫の整理整頓

冷蔵庫に食材を詰め込み過ぎると、庫内が均一に冷えなくなってしまいます。冷蔵庫は冷えていない部分を感知すると、冷やそうと冷却運転をするため消費電力が増えてしまうのです。冷蔵庫の開閉が多い場合も同様の動きになるので注意しましょう。
 

契約プランの確認

電気の契約プランは、生活スタイルに合わせた複数のタイプが設けられています。自身が契約しているプランが、自身の生活スタイルに合っているのかを確認してみましょう。例えば、夜間に電気代がお得になるプランを契約しているにもかかわらず、夜間に電気を使っていない場合には、昼間安くて夜が高いプランなどに変更しましょう。
 

古い家電の買い替え

10年以上前の家電を使っていませんか?家電の省エネ性能の進化はめざましく、10年前の家電と現代の家電では年間消費電力が格段に異なっています。
 
例えば、図表3は2009年製と2019年製のエアコンの比較です。年間の電気代が約4509円も節約できています。古い家電は思い切って買い替えも検討してみましょう。一時的な支出は発生しますが、節電によってある程度回収できるでしょう。
 
図表3


一般財団法人 家電製品協会 2020年度版スマートライフおすすめBOOK
 

まとめ

電気代の値上げが続く中、エアコンをたくさん使用する夏がやってきます。エアコンと冷蔵庫をメインとして、私たちにできる節電をしていきましょう。
 

出典

東京電力ホールディングス株式会社 平均モデルの電気料金
東京電力ホールディングス株式会社 規制料金値上げ申請等について
資源エネルギー庁 夏季の省エネ・節電メニュー ご家庭の皆様 東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州エリア版
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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