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3万円超えもOK! PC周辺機器で最もこだわるべきはキーボード! 現役編集者が断言する理由とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月29日 0時10分

3万円超えもOK! PC周辺機器で最もこだわるべきはキーボード! 現役編集者が断言する理由とは?

テレワークが普及しつつある昨今、自分だけの理想の作業環境を整えようとする人たちが増えている。   数万円以上もするスタンディングデスクやゲーミングチェアなどを筆頭に、デスク作業をより快適にする製品が人気だ。   そうした中で、現役編集者であるYさんは「キーボードにこそお金をかけるべき」という意見を持っている。なぜ、数あるPC周辺機器やデスク周りの製品の中で、キーボードをおすすめするのだろうか?   今回は直接Yさんの話を聞きながらみていこう。

触れる時間の多いものほどこだわりを持つべき!

「デスクワークをする人間にとって、キーボードが一番接する機会が多く、その分、作業効率にも大きな影響を与えると、私は考えています」
 
そう語るのは都市部でWebや雑誌など、媒体を問わずに活躍する現役編集者のYさんだ。Yさんによると、日々の業務でデスクワークが多い人は、人生のうち約3分の1を過ごす計算だという。
 
そのため、デスクワークを快適にするキーボードに、しっかりとこだわるべきなのだそう。確かに、同じく人生の約3分の1の時間を費やす睡眠では、ベッドや枕などの寝具にお金をかけるべきだという意見がある。
 
約8時間の業務の内、キーボードに触れる時間が長い人ほど、キーボードにこだわるべきだという意見も特に違和感はないだろう。また、Yさんはキーボードにお金をかけるメリットを以下のように語った。
 
「自分にとっての理想のキーボードがあれば、長時間の作業によって指や肩が疲れることもなく、タイピングがより快適かつ効率的になります。作業時間が短縮されれば、その時間を自己投資や副業に回せ、さらなる給与アップもねらえます」
 
高価なキーボードになると数万円程度必要になるため、多少の初期投資が必要だが、それによって得られるメリットを考えると、決して無駄な出費ではないかもしれない。また、Yさんは次のように補足もした。
 
「もちろん、デザインや動画編集などに就いており、画面の画質や解像度、マウスの操作性が重要視されるのであれば、『モニター』や『多機能マウス』など、ほかにお金をかけるべき部分があるでしょう。でも事務作業やチャットなど、タイピングをする機会が多いのであれば、キーボードを新調するのがおすすめになります」
 

価格差は2万円以上。キーボードって何が違うの?

一口にキーボードといっても、国内外問わずさまざまな企業が、細かな違いのあるキーボードを販売しており、安価な製品と高価な製品では2万円以上の価格差がある。
 
これまでキーボードにこだわったことがない人からすると、いったい何が違うのかと疑問に思うだろう。
 
「キーボードごとの大きな違いとしては『キー配列』と『キースイッチ』の2つが挙げられます。『キー配列』はその名の通り、キーボード上の配列のことです。『キースイッチ』はキーボードの構造を指しており、キースイッチの違いによってタイピングの感覚が異なります」
 
キー配列の違いがよく分かる例として、WindowsとMacOSのように、各OSに対応した製品が挙げられる。これらの製品ではキーボード上のボタンの配置にやや違いがあり、実際の操作性にも影響がある。
 
別売りのキーボードでも同様に、テンキーレス(電卓部分がない)のものや、キーの数を少なくしてコンパクトなサイズにしているものなど、製品によって細かな違いがある。自身の操作性やデスク周りの環境に応じて、理想のキーボードのキー配列を選んでいこう。
 
キースイッチでは大きく分けて「パンタグラフ式」「メンブレン式」「メカニカル式」「静電容量無接点方式」の4種類が挙げられる。具体的な構造の違いは省くが、「静電容量無接点方式」が高価なキーボードに採用される傾向にある。
 
実際の打鍵感としては、安価なキーボードはムニムニとした、いまいちメリハリのない感覚であり、高価なキーボードはカチカチとハッキリとした感覚だ。人それぞれ好みの感覚があるが、高価なキーボードほど多くの人が気持ちよさを感じるだろう。
 

キーボードを触る機会が多いならば、高級品も検討しよう

睡眠と同じように、普段の仕事も人生の中で長い時間を過ごす。そのため、業務を効率的かつ健康的にするPC周辺機器を導入するのは、非常に効果的だろう。
 
どういった機器を優先的に導入すべきかは、各個人の業務内容によっても異なるが、タイピングをする機会が多い人はキーボードの導入がおすすめだ。安価な製品と高価な製品は2万円以上の差があるが、機能面では確かな違いがあり、使ってみれば確実にその違いを体験できるだろう。
 
新たなPC周辺機器の導入を検討している人は、一度、高級キーボードを選択肢に入れてみてはいかがだろうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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