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自炊しないなら「冷蔵庫なし」の生活は可能? メリット・デメリットを確認

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月27日 10時30分

自炊しないなら「冷蔵庫なし」の生活は可能? メリット・デメリットを確認

生活をできるだけシンプルにしたい人の中には、電化製品も可能な限り使わないという人もいます。しかし、電化製品によっては、ないと不便を強く感じることも出てくるかもしれません。中でも、冷蔵庫は食品をストックするうえで欠かすことができないものです。   今回は、冷蔵庫を使わずに生活することは可能なのかを考えるうえで、持たない場合のメリットとデメリットを解説していきます。

冷蔵庫なしで生活するメリット

冷蔵庫なしで生活するメリットには、一般的に次のようなことがあげられます。
 
・冷蔵庫の購入費がかからない
冷蔵庫なしの生活を選択すれば、購入する費用がかかりません。その分、他のことに予算を回すこともできますし、引っ越しする場合に費用の節約が可能です。
 
・電気料金を安く抑えることができる
冷蔵庫にかかる1年間の電気代は「年間の消費電力量(kWh)×1kWh当たりの電気量単価」で算出できます。例えば、年間消費電力量が254kWhで1kWh当たりの電気量単価が31円の冷蔵庫なら、年間にかかる電気量は7874円です。
 
実際には冷蔵庫の大きさやメーカー、機能などによって違いますが、1人暮らしなら年間6000~8000円前後の電気代がかかることになります。冷蔵庫がなければ、これだけの電気代を節約できることになります。
 
・余計な食材を買わずに済む
ついつい食材を多めに買ってしまう人は、冷蔵庫がなければ余計に買う心配がありません。また、冷蔵庫の整理が苦手な人は、使わないままいたんでしまうなど食材を無駄にすることを防げます。
 
・置き場所を考える必要がない
1人暮らし用の小型のものでも、冷蔵庫を買うと相応の置き場所は必要になります。コンセントの場所も確保しなければなりません。冷蔵庫がなければ置き場所も不要ですし、狭い部屋でも快適に使えます。
 

冷蔵庫なしで生活するデメリット

では、冷蔵なしの場合はどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。
 
・生鮮食品や冷凍食品を保存できない
冷蔵庫がなくてもっとも困るのは、生鮮食品や冷凍食品を保存する場所がないことです。自宅にストックできる食材は限られてくるため、自炊をする人は不便に感じるでしょう。その都度必要な食材を購入するにしても、まとめ買いができないと割高になることもあります。
 
・自宅で氷が作れない
家庭用冷蔵庫には、冷凍室が装備され氷を作ることができるのが一般的です。そのため、冷蔵庫がなければ自宅で氷を作れないこともデメリットにあげられます。
 

冷蔵庫を使わない生活をするには?

冷蔵庫なしで暮らすには、常温保存が可能な食材だけを活用したり外食したりといった方法があります。もともと自炊しない人や、出張などが多く家にあまりいない人は、冷蔵庫は必要ないかもしれません。また、すぐ近くにスーパーやコンビニがあるなど、料理に必要な食材がすぐ手に入る環境の人も、冷蔵庫なしでも暮らせるかもしれません。
 

生活スタイルや環境によっては冷蔵庫なしでも可能

もともと自炊する頻度が少ないなら、冷蔵庫なしの生活でも特に不便を感じることはないでしょう。ただし、これまで自炊してきた人が冷蔵庫なしの生活に挑戦するなら、事前によく考える必要があります。
 
まとめ買いができないことで割高にならないか、年間の電気代と比較して判断することです。不安な場合は、小型冷蔵庫など最低限の機能がついたものを購入し、必要な時期だけ電源を入れて使うのもいいかもしれません。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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