「予算500万未満」でEVを買うなら?「エコカー減税」の延長についても解説
ファイナンシャルフィールド / 2023年4月28日 23時40分
電気自動車(EV)はエコカー減税を始めとする税金の優遇があり、走行中の二酸化炭素(CO2)排出がないなど、注目されている自動車です。まだまだ充電のスポットが少なく、一般的なものではありませんが、今後はEVが主流となる時代が予想されます。EVが発売された当初は高額なものが多いイメージでしたが、現在では普通車と同程度の値段で購入できるものも増えてきました。 本記事では、「500万円未満で購入できるEV」について紹介します。エコカー減税の延長についても解説するので、参考にしてください。
500万円未満で購入できるEV
EVはテスラモーターズをはじめとして高級車のイメージがありますが、一般的な自動車とそん色ない値段でも購入できるようになってきました。ここでは、500万円未満で購入できるEVを自動車メーカーごとに紹介します。
トヨタ自動車
トヨタ自動車で販売されている500万円未満のEVは、「C+pod」です。2人乗りのコンパクトカーで、メーカー希望参考価格は173万1000円となっています。
充電を満タンにした状態だと、最大150キロメートルを走行可能です。コンパクトカーですが、1回の充電で長距離を走行できるので、日常生活でも使いやすいEVとなっています。
日産自動車
日産自動車で販売されている500万円未満のEVは、「リーフ」と「サクラ」の2車種です。
まずリーフは希望小売価格が408万1000円~となっています。航続距離は450キロメートルで、急速充電時間は60分となっています。
サクラは希望小売価格が254万8700円~です。日産初の軽自動車のEVで、補助金などを考えるとガソリン車とあまり変わらない価格で購入できます。
ホンダ自動車
ホンダ自動車では、「Honda e Advance」が500万円未満で購入できます。メーカー希望小売価格は495万円です。1回の充電による走行可能距離は259キロメートルとなっていて、長距離移動よりも日常で使用する人に向いています。
マツダ自動車
マツダ自動車では、「MAZDA MX-30 EV MODEL」が500万円未満で購入可能です。希望小売価格は451万円となっています。1回の充電による走行距離は256キロメートルで、急速充電は25分です。フリースタイルドアが特徴で、子ども連れや妊娠中の人でも乗り降りがしやすくなっています。
三菱自動車
三菱自動車で、500万円未満で購入できるEVは、「eKクロス EV」です。軽自動車のEVとなっていて、希望小売価格は254万6500円~となっています。1回の充電による航続距離は180キロメートル、急速充電の場合は40分で充電が可能です。
エコカー減税が延長に!
エコカー減税はEVを始めとしたCO2排出量の低さや燃費性能などが優れている自動車について、自動車重量税を減税する制度です。2023年の4月までに新車登録をした自動車が対象でしたが、2023年末まで据え置かれることが決まりました。
「2023年までに新車登録をしたEV」は減税対象なので、今回紹介したEVを購入するとエコカー減税を受けることが可能です。購入する際は税金面も検討してみましょう。
今後はEVも選択肢に?
世界的にはEVが主流になってきているので、日本でもその流れになる可能性があります。充電スポットの少なさなど改善しなければいけない点もありますが、エコカー減税がある間にEVを購入することも選択肢の1つです。希望小売価格もガソリン車と変わらないものも出てきたので、EVが登場した当時よりも購入しやすくなっています。新車の購入を検討している場合は、EVについても考えてみましょう。
出典
トヨタ自動車 C+pod
日産自動車
Honda Honda e
マツダ MAZDA MX-30 EV MODEL
MITSUBISHI MOTORS eKクロス EV
経済産業省 令和5年度税制改正 (車体課税の見直し及び延長)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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