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節約にもなる!?愛車と長くつき合うために知っておきたい「メンテナンス」と「費用」

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月30日 1時30分

節約にもなる!?愛車と長くつき合うために知っておきたい「メンテナンス」と「費用」

車を所持することで、車検代や自動車税、故障した際の修理代など、さまざまな維持費がかかります。 例えばタイヤがパンクした際、一つにつき約1万3000円かかるうえ、正規ディーラーに車検依頼した場合の費用相場は、毎年およそ5~8万円です。   しかし、普段から定期的にメンテナンスを施しておくことで、車の維持費が大きく節約できます。 維持費を節約し、かつ愛車を長く乗り続けるために、日頃から自分で施せるカーメンテナンスをご紹介します。

メンテナンスを怠った際に起こるリスクと車の維持費

はじめに、意識的にカーメンテナンスを実施していない場合の維持費について説明します。
以下の条件に当てはまる車を例にみていきましょう。

●ボディータイプ:軽自動車
●燃費:20km/L
●住所:東京都23区内
●走行距離:年間約1万km

維持費には大きく分けて5種類あり、自身で意識的にカーメンテナンスを施さない場合は、それぞれ以下のような金額が毎年発生します。

・走行費用

― 駐車場代:約12万円
― ガソリン代:約8万円(160円/L)※2023年4月時点

・税金

― 軽自動車税:1万800円
― 自動車重量税:約2500円

・保険料

― 自動車損害賠償責任保険(自賠責保険):約1万2000円
― 任意保険:約2万円

・車検費用

― 法定費用:約8000円
― 車検基本費用:約2~5万円
― 部品交換費用:約1~5万円

・メンテナンス費用

― 法定点検:約5500円
― 消耗品費用:約5000円
― 修理費用:約3000円

カーメンテナンスを意識的に行わない場合、特に車検費用の部品交換費用や消耗品費用が高くなります。
 

車の維持費節約につながるカーメンテナンス

駐車場代を見直したり、ガソリンスタンドの会員になって割引特典を受けたりするなど、車の維持費は工夫次第で減らせるでしょう。
また、カーメンテナンスを意識的に行うことでも、毎年かかるメンテナンス費用を大きく節約できます。
特に、以下においては意識的に施すとよいでしょう。

●エンジンオイル交換
●オイルエレメント交換
●タイヤの空気圧チェック

忙しくて、カーメンテナンスに時間を割けない方は、近所の整備工場やカー用品店へ依頼しましょう。
本格的な車検ならば4~5万円で受けられて、かんたんな安全チェックならば無料で行ってくれる店舗もあります。
 

カーメンテナンスを施すことで期待できる節約効果

上記のようなメンテナンスを施すことで、以下の金額を節約できます。

●ガソリン代1万4000円/年(燃費が25km/Lに向上した場合)
●タイヤ代2400円/年(4本3万2000円のタイヤの寿命が5年から8年に延びた場合)

メンテナンスに使用する用具や工具の総額は、およそ4万円。
また、プロのメンテナンスサービスへ依頼したとしても、およそ1万5000円なので、大きな節約につながることが分かります。
 

今後も意識したいカーメンテナンス

カーメンテナンスを意識的に行う場合と、そうでない場合とでは、毎月およそ1360円、毎年およそ1万6400円の差が発生することが分かりました。
忙しくて、なかなかカーメンテナンスに時間を費やせない方も、車の整備工場やカー用品店などのプロにお任せすることで、より上質なメンテナンスが受けられます。
さらに、サービス料金も約4~5万円のため、それを支払ったとしても、大きな節約につながるでしょう。
 
車を所持するならば、カーメンテナンスは意識的に行ったほうがお得です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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