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「年収1000万」を目指すなら成果主義の会社がいいって本当?

ファイナンシャルフィールド / 2023年4月30日 23時0分

「年収1000万」を目指すなら成果主義の会社がいいって本当?

日本では、年収1000万円は高年収の一つの基準として考えられており、多く稼ぎたいと考えている方の中には、どのような働き方がよいのかが気になっているケースも少なくありません。年収1000万円を目指すのであれば、成果主義の会社のほうが可能性は高く、実際に、能力が高ければ、年功序列制度の会社よりも稼ぎやすい環境といえるでしょう。   本記事では、年収1000万円を目指すならば、成果主義のほうがよい理由について解説します。

成果主義は能力があれば稼ぎやすい

成果主義は、それまでの実績や経験などは重視せずに、その時その時で、どれくらいの成果を出せたかによって評価されます。そのため、年齢が若い新入社員であっても、能力があれば稼げる環境であり、自分の成果を正当に評価してもらいたい人にはおすすめです。
 
成果主義では、基本給+歩合給で考えられているケースが多く、自分が頑張れば頑張るほど、歩合給が多くなって稼げる傾向にあります。成果主義が採用されている職業としては、営業職などが挙げられ、不動産営業や保険営業などは、基本給+歩合給を採用しているケースが多いようです。
 
また、給料形態は、基本給と役職手当で考えられるパターンもありますが、成果主義では、成果を残せれば昇進・昇給も早くなります。成果主義が採用されている企業は比較的若い企業が多く、働いている従業員も若い世代が多いことが特徴です。短期間で昇進・昇給したいと競い合っているため、その中で、自分の能力を示す必要があります。
 
年収1000万円を目指しているならば、成果主義のほうが稼ぎやすい一方で、自分自身の能力を常に高めなければなりません。成果主義で多く稼ぐための基準は、明確にされているケースが多く、売り上げランキングなどで上位に入れば、奨励金などが支給されることも考えられます。
 

成果主義は稼げない可能性もある

成果主義は、個人の能力によって稼げる金額は多くなりますが、逆にいってしまうと、十分な能力を持っていない場合には、稼げない可能性もあるでしょう。自分自身がどれくらいの金額を稼げるのかは、働くまでは分からないケースも多く、実際に働いてみたら、自分で想像していたよりも収入が少なくなるかもしれません。成果主義では、どうしても成果によって評価されるため、年功序列制度とは違い、真面目に働いていても評価は上がらないので、昇進・昇格は難しくなります。
 
自分自身の能力に自信がない場合や、実際に成果主義の会社で働いてみると思ったように能力が発揮できない場合には、転職も視野に入れて考えましょう。
 

成果主義ではスキルアップが常に必要

成果主義方式で年収1000万円を実現したいと考えているならば、スキルアップが常に必要になってきます。営業職であっても、取り扱っている商品についての詳しい知識に加えて、法改正によって注意点などが多くなる可能性も高く、そうなった場合にでも柔軟に対応できるような能力が必要になります。どうすればスキルアップができるのかを考えて、積極的に資格などを取得する姿勢が求められます。
 
成果主義では、良くも悪くも常に成績が必要であり、自分はどうすれば成果が残せるのか、その方法も考えなければなりません。企業や業種によって求められるスキルは異なりますので、どうすればいいかは、ほかの社員などをみて判断しましょう。
 

まとめ

年収1000万円を目指すならば、成果主義の会社のほうがいいですが、成果主義では、個人の能力によって稼げる金額が変わります。個人の能力が不十分な場合は、稼げる金額も少なくなって、自分で思い描いているような生活ができないケースも少なくありません。成果主義は、ある意味では自分の実力によって稼げるという魅力がありますが、基本給+歩合給の方式で毎月もらえる給料には、安定感がないという側面も挙げられますので、いろいろな側面を考えあわせて、判断することが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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