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「自動車税」の支払いが憂鬱です…エコカーだと安いって本当ですか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月1日 2時30分

「自動車税」の支払いが憂鬱です…エコカーだと安いって本当ですか?

毎年5月頃になると支払わなければならない自動車税。毎年「支払いが憂鬱(ゆううつ)」「どうにか安くしたい」と考える人もいるのではないでしょうか。このような自動車税の節約を考えるときに、選択肢の1つとなるのがエコカーの購入です。実際にエコカーにすると自動車税の支払いが安くなるのでしょうか。   そこで、本記事ではエコカー減税の概要や自動車税を安くするためのポイントを解説します。

エコカー減税とは? 車の税金が安くなるの?

前提として、車の税金は自動車税・自動車重量税・環境性能割・消費税などに分けられます。環境に配慮した減税対象のエコカーを購入すると、自動車重量税の減税措置によって減額もしくは免除となり、車にかかる税金が軽減されます。これは通称「エコカー減税」と呼ばれるものです。
 
エコカー減税の恩恵を受けるためには、エコカー減税対象の車を選び購入しなければなりません。その際、基準となるのは「燃費基準」「排ガス規制」などを達成しているかどうかです。
 
エコカー減税の対象となる主な車には、電気自動車・プラグインハイブリッド車・燃料電池自動車・クリーンディーゼル車・天然ガス自動車などが挙げられます。減税を目的として新しく車の購入を考えている場合は、エコカー減税の対象車種かどうかを、あらかじめ調べておきましょう。
 
条件を満たす車かわからない場合は、カーショップのスタッフに話を聞き確認すると安心です。なお、エコカー減税は購入2年目以降でも適用されるケースがあります。例えば、電気自動車は2年目以降も対象です。このように、燃費性能に優れた車は継続して自動車重量税が安くなりお得といえます。
 
また、エコカー減税は新車だけではなく、中古車も措置の対象です。燃費基準をクリアしているかどうかにより、税金の優遇措置を受けられるかどうかが決定します。エコカー減税対象車は国産車に限らず、輸入車にもみられます。特にドイツ製の車は減税対象の車種が多い傾向にあるため、気になる人はチェックしてみると良いでしょう。
 

自動車税がお得になる? グリーン化特例とは?

自動車税(種別割)は「グリーン化特例」が定められており、環境への負担の重さによってかかる税の金額が変動します。そもそもグリーン化特例とは地球温暖化対策および大気汚染対策、また環境配慮車の普及を主な目的として導入された制度です。環境への負担が大きい自動車の場合、自動車税が高くなります。
 
反対に、環境に優しい車を取得した場合に、翌年度の自動車税が軽減される仕組みです。例えば、環境性能の優れた自動車は電気自動車などが該当します。自動車税が気になる人は、エコカー減税とあわせてグリーン化特例についても頭に入れておくと良いでしょう。
 

自動車税を安くするためのポイント

自動車税を少しでも安くするためのポイントは、大きく分けて2つあります。1つ目は「購入時期に気を付ける」ことです。年度の途中で自動車を購入すると、自動車税(種別割)は月割り計算となります。課税は購入月の翌月からスタートするため、登録日を月初めにずらすことで、約1ヶ月分の自動車税を抑えられ、安く済ませられます。
 
2つ目は「排気量の少ない車にする」ことです。ガソリン車やディーゼル車、ハイブリッド車の場合、自動車税額は総排気量に応じ、段階別に金額が分けられています。総排気量の少ない車を選ぶことによって、節税につなげられるでしょう。
 

エコカーは環境に優しく税の節約にも効果的! ポイントを押さえて賢く節税しよう

エコカーは環境に優しく、減税対象車を選べば節税を見込めます。地球環境への配慮にもつながるため、車を新しく購入する際はエコカー対象車を視野に入れてみると良いでしょう。また、自動車税を安くするためには、自動車の購入時期や総排気量に注目するなどの方法があります。ポイントを押さえて車を選び、賢く節税しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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