1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「クレーマーが多い仕事」ってどんなものがありますか? 販売業から転職を考えています…

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月3日 10時40分

「クレーマーが多い仕事」ってどんなものがありますか? 販売業から転職を考えています…

接客やカスタマーサポートなどの仕事では、クレーマーとの接触が日常的にあります。このような仕事では、適切な対応が求められるため、ストレスも大きいですが、それに見合う高収入を得られる可能性もあります。一方、クレームが少ない仕事は、ストレスが少なく安定した労働環境を提供する場合がありますが、年収はあまり高くないことが多いです。   本記事では、クレームが多い仕事と少ない仕事を年収も含めて解説していきます。

高年収を得られるがストレスが多い? クレームが多い仕事の実態とは

クレームが多い仕事は、接客業やカスタマーサポート、保険会社、通信会社、金融機関など、さまざまな業種に存在します。クレームに対処するには、的確な判断やコミュニケーション能力が必要ですが、その一方でストレスを感じることも多いです。
 
例えば、接客業界では、クレームを言いたいがためにわざと文句を言うお客さんもいたり、カスタマーサポート業界では、怒鳴り散らすお客さんもいたりします。そのため、多くの人がストレスを感じ、なかには体調を崩す人もいます。
 
一方、クレームが多い仕事には、クレームに対応するために、高度な技能や知識が必要であることが多く、それだけ高収入が得られる場合もあります。例えば保険会社の平均年収は約799万円、メガバンクの平均年収は約753万円となっています。国税庁の民間給与実態統計調査によると日本人の平均年収は約443万円であることを踏まえると比較的高収入であることが分かります。
 
コールセンターの仕事の場合、平均年収でいうと高くはありませんが、派遣やアルバイトで入る場合の時給が都心の場合2000円前後になるため、学生やパートで働く人にとっては高時給であるといえます。
 
ただし、クレームが多いというだけで高い年収が保証されるわけではなく、業界や企業によっても差があります。また、クレームが多いために人手不足に陥っている業界では、年収が下がる可能性もあります。さらに、高い年収を得られる分、ストレスやプレッシャーも大きくなることがあるため、自分に合ったバランスを考えながら、仕事選びをすることが大切です。
 

ストレスが少なく安定した環境で働けるが年収は低め? クレームが少ない仕事とは

クレームが比較的少ない仕事としては、公務員や教育業界、医療業界などが挙げられます。これらの業界は、社会的な役割が大きく、安定していてストレスが少ないという特徴があります。また、長期的な雇用や福利厚生面でも優れており、働きやすい環境を提供しています。
 
ただし、クレームが少ないものの、年収があまり高くないというデメリットもあります。特に公務員や教育業界は、定期昇給やボーナスが少なく、年収アップの見込みがあまりないことが多いです。
 
参考までに公務員の平均年収は国家公務員で約667万円、教育業界の平均年収は約448万円となっています。クレームの多い業界と比べるとやはり給料が低い傾向にありますが、日本人の平均年収約443万円は上回っています。
 
医療業界は医師や歯科医師などの専門職であれば高い年収が得られるケースもありますが、それ以外の職種では年収が低めであることが多いです。
 
しかしながら、クレームが少ない仕事には、定時で帰宅できたり、残業が少なかったりするケースがよくみられるため、自分の時間を有効に使えるメリットがあります。趣味や家族との時間を大切にする人にとっては、働きやすい環境が魅力的な選択肢となるでしょう。
 

クレームが多い仕事と少ない仕事の年収とメリット・デメリットまとめ

仕事選びには自分に合った職種を見つけることが大切です。クレームが多い仕事は高年収の可能性がある一方、ストレスも多く、健康面にも注意が必要です。一方、クレームが少ない仕事はストレスが少なく、安定した環境で働ける反面、クレームが多い仕事に比べると年収が低めの場合が多いです。自分にとって重要な要素を見極め、そのバランスを考慮したうえで、選択することが大切です。
 

出典

国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください