【名探偵コナン】「高木刑事」の年収は意外と少ない!? 仕事内容についても検証

名探偵コナンに登場する人気キャラクターで、佐藤刑事との恋物語が話題になることも多い高木渉刑事。おっちょこちょいな性格で大ポカをしてしまうこともありますが、無意識に事件の核心をつくこともあり、憎めない存在です。   本記事では、目暮警部のもとで働く彼の仕事や年収はどのくらいなのか、考えてみます。

高木渉刑事の仕事は？

高木刑事は、原作やアニメの中では犯人を逃したり大けがをしてしまったりするシーンもあり、上司の目暮警部から怒鳴られることも多いです。
 
ただし、正義感は人一倍強く、体当たりで犯人と向き合うことも多く、情熱的な要素もあるので、ファンから愛されているキャラの1人といえるでしょう。そんな彼の仕事は、警視庁捜査一課強行犯三係の刑事として働いています。階級は巡査部長です。
 
捜査一課は強行犯とよばれる殺人や強盗、暴行、傷害などの凶悪犯罪を担当する部署です。都道府県警察を指揮監督する警察庁と間違われることも多いですが、都道府県警察の1つで東京都を管轄する警視庁で働いています。
 
警視庁には警視総監、道府県警察には道府県警察本部長が置かれ、警視庁および道府県警察本部の事務を統括しています。同じ部署には目暮警部のほかに、白鳥警部、佐藤刑事（警部補）、千葉刑事（巡査部長）などおなじみのメンバーが所属しています。
 

高木刑事の年収は400万円？

高木渉刑事の年収はどのくらいなのでしょうか。警察官の場合は階級や勤続年数、仕事内容等によって収入金額は大きく変化します。高木刑事の階級は巡査部長なので、年収400万円から700万円程度と考えられます。
 
総務省が発表した「令和4年地方公務員給与実態調査結果等の概要」によると、職種別平均給与月額は警察職の場合46万5679円でした。年収は約560万円です。
 
国税庁が発表している「令和3年分 民間給与実態統計調査」では給与所得者の平均給与は443万円となっていて、民間企業のサラリーマンよりは収入が多いことが分かります。
 
ただし、警察官の仕事は危険と直面することも多く、特に刑事は勤務日数や時間もばらばらで、場合によっては24時間連続勤務することもあります。そう考えると、実態と収入が割に合わないと考える人もいます。
 

高木刑事の収入は少ない？

警察官の収入が高いか低いのか話題になることも多いですね。

・危険な仕事が多く、最悪の場合は殉職するリスクもある
・勤務時間は実質決まっていないようなもので不規則
・体力や精神力への負担が大きく常に緊張が求められる

このような特徴を考えると「これで年収400万円しかもらえないの？」と考える人もいるかもしれません。一方で、次のようなメリットに魅力を感じる人もいます。

・民間企業と異なり、すぐに解雇されるリスクは低い
・今後もなくならない仕事
・公務員ならではの福利厚生や各種手当てが充実している

結局のところ、警察官の年収が高いか低いかは、人それぞれの考え方によるところが大きいと思われます。
 

まとめ

今回は、国民的アニメの名探偵コナンに登場する人気キャラクターのひとりである高木渉刑事の仕事や年収を検証しました。あくまで推測の域を出ませんが、年収400万円から600万円くらいと思われます。
 
ただし、実際には時間外などの各種手当て、仕事内容、福利厚生の有無によって大きく変わります。ただし、作中での犯罪の頻度なども考えると、もう少し手当などがあっても良いかもしれませんね。
 

出典

読売テレビ 名探偵コナン キャラクター3 高木渉
総務省 令和4年地方公務員給与実態調査結果等の概要
国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー