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食品の値上げラッシュが止まらない! それでも「がまんしない」節約方法とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月5日 3時0分

食品の値上げラッシュが止まらない! それでも「がまんしない」節約方法とは?

ロシアによるウクライナ侵攻や円安などの影響もあり、食品の値上げラッシュが止まりません。総務省の統計からも「ほぼ全て」の食品が値上がりしており、家計を直撃していることが分かります。   家計を守るためにも、食費を節約する意識を持つことが大切です。こちらの記事で、がまんすることなく食費を節約する方法を紹介します。

食品の値上げが家計を直撃している

総務省が2発表した2023年3月分の「消費者物価指数」によると、物価は前年同月比で3.2%の上昇となっています。
 
食品に着目してみると、下記のように多くの食品が値上がりしています。

【消費者物価指数から分かる食品の高騰】

調理食品:8.9%
生鮮魚介:15.9%
肉類:7.6%
菓子類:8.2%
穀類:7.1%
乳卵類:13.8%
油脂・調味料:9.8%

食費をゼロにすることは不可能である以上、全ての家庭が食品の値上がりの影響を受けているといえるでしょう。
 
なお、食品が値上がりしている要因として挙げられるのは、円安と、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う資源高です。ウクライナ情勢が長期化していることから、今後の食品の値上がりはしばらく続くことが見込まれます。
 

がまんせずに食費を節約する方法

ここから、食費を節約する方法を紹介します。いずれも簡単に実践できるため、食品の値上がりによる家計へのダメージを軽減する際の参考にしてみてください。
 

使い切れる分だけ買う

食品を使い切れる分だけ買うことを意識しましょう。大容量パックの方が単価は安いですが、使い切れなければ意味がありません。
 
もし使いきれなかった場合、使い切れずに捨てる分だけ、お金も捨てていることと同義です。小さくまとまったパックや、本当に必要な分だけ買うことを意識すれば、無駄遣いを防げます。
 

クーポンやポイントを活用する

店舗によっては、クーポンや、購入金額に応じたポイントを付与しています。クーポンやポイントを使うことで支出を抑えられるため、積極的に活用しましょう。
 
ポイントが貯まっていく様子をみるのは気分的にはうれしいですが、使わなければ意味がありません。使わないと有効期限が切れてしまうリスクもあるため、こまめに使うことを意識しましょう。
 

プライベートブランドを活用する

店舗によっては、通常よりも安価で販売している「プライベートブランド」があります。プライベートブランドは、通常の品物よりも1~2割程度安くなっていることが多く、家計を助けてくれるでしょう。
 
プライベートブランドでも十分に高い品質を保っているため、満足度が大きく下がることもありません。
 

買い物前に冷蔵庫・冷凍庫を確認する

実際に買い物に行く前に、冷蔵庫・冷凍庫を確認しましょう。冷蔵庫・冷凍庫を確認せずに買い物に行くと、すでにあるものを重ねて購入してしまうことがあります。
 
買った分も含めて使えば問題ありませんが、使いきれずに捨てることになると、ただの無駄遣いになります。買い物に行く前にひと手間加えて、余計な支出を削りましょう。
 

まとめ

がまんせず、満足度を下げずに食費を節約する方法を解説しました。食費は毎日発生するため、家計を守るためには食費を抑えることが大切です。
 
必要な食事を抜くなどの不健康な節約方法を実践すると、体調を崩してしまうリスクがあります。この記事で紹介した節約方法を実践すれば、がまんすることなく食費を節約できるでしょう。
 

出典

総務省 2020年基準 消費者物価指数 2023年(令和5年)3月分及び2022年度(令和4年度)平均
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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