おいしく健康に節約しよう! ランチをお弁当にする節約効果と押さえるべきポイント
ファイナンシャルフィールド / 2023年5月4日 3時40分
![おいしく健康に節約しよう! ランチをお弁当にする節約効果と押さえるべきポイント](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/financialfield/financialfield_204508_0-small.jpg)
ランチをお弁当にすると、毎日の食費を抑えながら栄養バランスの良い、健康的な食事がとれるというメリットがあります。しかし、お弁当作りにはいくつかのポイントがあります。 本記事では、お弁当の節約効果や、お弁当作りのポイントを紹介していきます。
ランチ代を節約する人は多い
2023年に入り物価上昇の影響などから、多くの人が節約していることでしょう。そのなかでも、特に食費やランチ代を削減している人もいるのではないでしょうか。
株式会社エデンレッドジャパン(東京都千代田区)が2021年12月、全国の20~50代のビジネスパーソン男女600人を対象にした「ビジネスパーソンのランチ実態調査」によると、約30%の人々が節約のためランチを欠食すると回答しました。20代に限っては、約半数もの人がランチを食べないとのことで、若い世代ほど給料が低く、お金に余裕がないことが原因と考えられます。
コロナ禍によってテレワークが増え、自宅での食事が増えたことが、節約志向を高める一因と考えられます。また、2023年は物価上昇に伴い、食料品や外食などの価格が上昇しているので、もっと増えていると推測されます。
弁当を持参したときの節約効果
このような状況下でランチ代を節約するには、割引される時間帯に合わせて食べたり、自炊やお弁当を持参したりする方法が挙げられます。
外食やテイクアウトでは、料理の原価や人件費、店舗の維持費などが加算されて、自分で作る食事よりも価格が高くなります。女性向けメディアSpicomiで2022年1~2月に、20〜65歳の男女498人を対象に行った「会社員のランチ代についてアンケート調査」によると、ランチ代の平均金額は575.8円という結果も出ています。
一方、弁当を作る際の費用はメニューや材料によって異なりますが、株式会社ニチレイフーズ(東京都中央区)が2018年2月に、20~60 代の男女約3万3000名を対象に行った「お弁当事情に関する調査」によると、お弁当一食あたりにかける費用は全国平均額で231.5円という結果でした。この結果から1ヶ月20日働くとして、(575.8円-231.5円)×20日=6886円もの節約が期待できます。
ただし、この調査は2018年のもので、2022年末から食品の物価高騰により、外食・お弁当代ともに2023年5月現在はもっと費用がかかると推測されます。
お弁当作りは、自分で好きな食材を選べるためバランスの良い食事ができ、健康的な食生活を送れます。また、弁当を持参することは、節約だけでなく、自分で調理することで料理のスキルやアイデアも増えるため、料理に興味のある人にはおすすめの方法です。
節約する際に注意すべきポイントは?
お弁当で節約効果を達成するために、以下のようなポイントに注意することが重要です。
1. お弁当の合計額は約300円までにとどめる
お弁当を作る際は食材や調味料などの費用を把握し、合計額を300円程度までに抑えるように心がけましょう。300円以下のお弁当を作ることで、外食やテイクアウトに比べて安く済みます。
2. 高い食材は極力避ける
高級食材や季節限定の食材は、価格が高くなりがちです。節約をする際には、これらの食材を極力避け、代わりに安価で手軽に手に入る野菜や肉などを選ぶようにしましょう。また、スーパーの特売品や割引品をうまく活用することも大切です。
3. 冷凍食品も活用する
弁当を作る際には、手作りで調理することが理想的ですが、忙しい日や時間がないときは、冷凍食品を活用するのも一つの方法です。冷凍食品には、野菜や肉などの栄養素を含みながら、手軽に調理できるものもあります。ただし、食品添加物や調味料などに注意して選ぶようにしましょう。
4. 無駄な買い物をしないようにする
お弁当を作る際には、食材を無駄なく使うことも大切です。余った食材を活用したり、次の日のお弁当に回したりすることで、食材の無駄を減らし、節約につながります。また、スーパーでの買い物の際には、買い物リストを作成し、無駄な買い物をしないように注意しましょう。
ランチをお弁当にしておいしく健康に節約しよう
毎日のランチ代を節約しながら、おいしく健康的な食事をとる方法の一つとして、「お弁当作り」があります。お弁当作りによって、外食やコンビニ食品に比べて食費を抑えられるでしょう。また、自分で作ることで、栄養バランスを意識した食事をとれます。
ランチをお弁当にすることは、節約だけでなく、健康面にもメリットがあります。ポイントを押さえながら、おいしく健康的な弁当作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
出典
エデンレッドジャパン ビジネスパーソンのランチ実態調査2022
株式会社UOCC
Spicomi 会社員のランチ代についてアンケート調査
株式会社ニチレイフーズ お弁当事情に関する調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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