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新卒で「5分前出社」って遅いですか? 仕事には間に合っていますが、新人は早めに出社すべきでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月8日 2時20分

新卒で「5分前出社」って遅いですか? 仕事には間に合っていますが、新人は早めに出社すべきでしょうか?

「新卒(新人)は朝誰よりも早く来るべき」という意見も耳にするけれど、実際に本当に早く出社しなければならないのか気になるという人もいるでしょう。新卒の「5分前出社」が遅いとみなされるかどうかは、職場の風土や業務内容によっても異なります。   この記事では、新卒の「5分前出社」というテーマを軸に、新人の出社時間に関する考え方の基本や心構えについて解説します。

業務開始に間に合うなら5分前出社でも大丈夫

結論からいうと、業務開始に間に合うなら、5分前出社でも基本的に問題はありません。「始業時間に会社に到着しているか」ではなく「始業時間から業務をスタートできる状態にあるか」がポイントになります。
 
例えば、パソコンの電源をオンにするだけで業務をスタートできるオフィスワークであれば、5分前に職場に到着したとしても始業時間から業務に着手することは可能でしょう。しかし、制服や作業着に着替えるなど、出社時間よりも前に何らかの始業準備が求められる場合には、5分前では遅いかもしれません。これらの考え方をベースに、職場の風土やルールも踏まえて判断しましょう。
 

早く出社したらその分の給料は支払われる?

早く出社したとしても、基本的にその分の給料は支払われません。労働時間に該当するのは、会社や上司の指示で業務に従事している時間です。例えば、勤務時間が9時から18時で固定されていて、自らの意志で8時半に出社した場合には、それは労働時間とはみなされません。
 
職場がフレックス勤務制度を導入していて、その日の始業時刻を社員が決められる場合もあります。ただし、あくまでも主体的に仕事のスケジュールを組めるようになってからの話であり、上司からその日の仕事を割り振られることも多い新人時代には、あまり関係がないでしょう。
 

ギリギリに出社するデメリット

職場の風土や業務内容から見て、大きな問題がない場合でも、5分前というギリギリの出社には次のようなデメリットがあります。
 

・遅刻になるリスクが高い

電車などの公共交通機関は、天候などの影響で遅延することも珍しくありません。5分前に職場に着く、というギリギリの時間では、電車の到着時刻が数分乱れただけでも、遅刻になってしまうでしょう。特に、始業時間ちょうどから朝礼や会議がある場合には、遅れて入ってくる姿が目立ちます。
 

・時間にルーズな人というレッテルを貼られる

いくら公共交通機関の乱れが原因であっても、遅刻が度重なると、周囲からは時間にルーズな人というネガティブな印象をもたれかねません。「時間を守れない人は信用できない」とみなされて、簡単な仕事しか任せてもらえなくなる可能性があります。
 
また、ギリギリに出社する先輩が多い職場であっても、残念ながら新人の遅刻は「生意気」と、周囲から嫌悪感をもたれやすいものです。時間にルーズな人と思われて、損をすることはあっても、得をすることはないでしょう。
 

新人だからとやたら早く出社する必要はないが余裕はもとう

新人だからといって、やたら早く出社する必要はありませんが、電車が少々遅れても、始業時間には間に合う程度の余裕はもちましょう。最初は、周囲の出社時間に合わせるのが無難です。先輩社員が始業時間の大体15~20分前に出社している場合には、それを目安にするとよいでしょう。時間に余裕をもって出社することで、心にも余裕が生まれ、結果的に仕事の質も高まります。
 

出典

厚生労働省 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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