100万円超えも! 自転車マニアが注目する「電動アシスト付き」のスポーツ自転車
ファイナンシャルフィールド / 2023年5月9日 4時20分
![100万円超えも! 自転車マニアが注目する「電動アシスト付き」のスポーツ自転車](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/financialfield/financialfield_204971_0-small.jpg)
毎日の満員電車や渋滞を避けるために、走行性能の高いスポーツ自転車が通勤用自転車として注目を集めている。 スポーツ自転車とは、ロードバイクやマウンテンバイクなどの自転車を総称する名前であり、ママチャリと比べて重量が軽く、出せる速度も高いのが特徴だ。こうしたスポーツ自転車が多くの人から支持されるなか、一部では電動アシスト付スポーツ自転車も注目されつつある。 本記事では、なぜ電動アシスト付スポーツ自転車が注目されつつあるのか、そのメリットについて見ていこう。
電動アシスト付スポーツ自転車と通常のスポーツ自転車の違い
「通常のスポーツ自転車と電動アシスト付スポーツ自転車を比べて、最も大きく違うのは走行時の負担ですね」
そう語るのは長年自転車を趣味としており、休日は長距離のサイクリングも楽しむYさんだ。
そもそも自転車はペダルを踏み込むことで、チェーンが回転し、チェーンと連動してタイヤが回って走行する。電動アシスト自転車では自転車にモーターが設置され、ペダルを踏み込むとモーターが稼働し、走行をサポートする仕組みだ。これにより、長距離の走行でも走行者の負担を大きく軽減させることができる。
一見すると、通常のスポーツ自転車に比べて、電動アシスト付スポーツ自転車のほうが優れているように感じるが、そこには自転車愛好家ならではのこだわりがあるのだそう。
「確かにアシスト付きのスポーツ自転車はすごく便利なのですが、私たちのような趣味で自転車を楽しんでいる人間からするとちょっと物足りない部分もあるんですよね。というのも電動アシスト付のスポーツ自転車よりも、通常のスポーツ自転車のほうが速いんですよ」
「速く走る」ことは通常スポーツ自転車に軍配が上がる
自転車でサイクリングを楽しむ人のなかには、「速く走る」ことを重視する人もいる。速く走るためには自転車自体の重量を軽くすることも重要であり、そのためにフレームの素材にこだわる人がいるほどだ。
一方、電動アシスト付自転車はモーターのアシストによって走行をサポートするが、一定の速度に達すると自動的にアシストがオフになる仕様となっている。つまり、電動アシスト付スポーツ自転車は一定の速度に達すると、通常のスポーツ自転車と変わらない走行性能となるのだ。
むしろ、電動アシスト付スポーツ自転車ではモーターが搭載されているため、通常のスポーツ自転車よりも車体重量が重くなり、速度が出しづらくなってしまう。こうした理由から、自転車愛好家のなかでは、電動アシスト付スポーツ自転車を敬遠する人も多いのだそう。
ではなぜ、Yさんは電動アシスト付スポーツ自転車に着目しているのだろうか。
電動アシスト付スポーツ自転車は日々の運動をしたい人におすすめ
「最近の健康志向ブームの影響か、サイクリングが気になっている人が増えてるんですよ。同僚からもサイクリングについて質問を受けるんですが、サイクリングの日程を教えると皆決まって『そんなに走るの? 帰るときしんどくない?』って言うんです。僕たちは『自転車で走ること』自体が楽しいので問題ないのですが、サイクリングにハードルの高さを感じている人には電動アシスト付スポーツ自転車がおすすめです」
電動アシスト付自転車では、モーターのサポートによって走行時の負担は大きく減少する。しかし、根本的には走行者自身がペダルを踏み込んでいるため、運動の効果が期待できるだろう。このような理由から、日々の運動不足改善のために休日のサイクリングを検討している人は、電動アシスト付スポーツ自転車もおすすめだ。
また、停発進の多い街中では電動アシストの恩恵を大きく受けられるため、通勤・通学やちょっとした外出で利用する際も大いに活躍するだろう。
価格帯はピンキリ。高額な物では100万円以上も!?
電動アシスト付スポーツ自転車の価格帯についても見ていこう。電動アシスト付スポーツ自転車はどれも比較的高額であり、最低でも10万円以上は必要となる。ある程度性能や各種サービスにこだわるのであれば、25~40万円程度は必要であり、機能面に妥協をしない方向けに100万円近くする商品も展開されている。
こうした価格帯の違いは、用いられているパーツの素材や部品の性能、バッテリーの性能、各種保証などによって生じる。価格帯が高くなるにつれて、走行性能は高く、バッテリーも長持ちするようになるのだ。
また、ハイエンドな商品になると、オフロードでも快適な走行を実現するためのサスペンション機能や、走行する道の状況に応じてアシスト能力を変更できるアシストモードなどが搭載されている。購入の際は、自分がどういった機能を求めているのかをよく考えながら、選んでいくとよいだろう。
自分に必要な機能を考えて適した商品を購入しよう
電動アシスト付スポーツ自転車は街中での利用で活躍するスポーツバイクだ。
装着されたモーターが走行をサポートしてくれるため、負担が少なくサイクリングを楽しめる。一方で、価格帯はピンキリであり、人によっては高価格帯の商品ではオーバースペックかもしれない。自分の利用用途や利用シーンを想定したうえで、必要十分な機能が搭載された電動アシスト付スポーツ自転車を選ぶとよいだろう。
ただし、あまりに安価な製品はバッテリーの性能が低く、寿命も短い恐れもある。そのため、「バッテリーや部品はメーカーや修理屋さんで交換できるのか」といった部分にも着目するのがおすすめだ。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
電動アシストなのに軽い!e-Bikeの壁を破る超軽量ロードモデル3台【GP2024上半期AWARD】
&GP / 2024年7月26日 20時0分
-
電動モビリティ「RICHIBIT CITY」をヨドバシカメラで販売開始
レスポンス / 2024年7月16日 19時30分
-
「自転車×バイクの新しい形」特定小型原動付区分の「RICHBIT CITY」がヨドバシカメラ一部の自転車取扱い店にて販売開始。
PR TIMES / 2024年7月16日 11時15分
-
ボッシュの新AIがバッテリー残量を予測、電動アシスト自転車向けアプリに採用
レスポンス / 2024年7月4日 15時30分
-
DJIが軽量・高出力の電動アシスト・マウンテンバイク「Amflow PL」を発表し電動自転車に参入!!
ASCII.jp / 2024年7月4日 0時0分
ランキング
-
1「身代金」「初動対応」、"KADOKAWA事件"の教訓 凄腕ホワイトハッカーが語る日本企業への警告
東洋経済オンライン / 2024年7月31日 8時0分
-
2【速報】日銀が追加利上げを決定 政策金利0.25%程度に 長期国債買い入れは26年1~3月に月間3兆円程度に
日テレNEWS NNN / 2024年7月31日 13時12分
-
3「キャンプブーム」は終わった アウトドア業界はどの市場に“種”をまけばいいのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月31日 7時30分
-
4海外の優秀なエンジニアが日本企業を選ばない訳 人気が落ちている要因は「企業の体質」にあった
東洋経済オンライン / 2024年7月30日 16時0分
-
5部屋に泥棒がいる!〈高級老人ホーム〉で優雅に暮らす86歳母からのSOS…急ぎ駆けつけた51歳長男の目に飛び込んできた「まさかの光景」【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月30日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)