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エアコンは「5月中」に試運転しないと「ヤバい」!? 早めにエアコンをチェックすべき理由を解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月9日 10時20分

エアコンは「5月中」に試運転しないと「ヤバい」!? 早めにエアコンをチェックすべき理由を解説

みなさんは夏がくる前にエアコンの試運転を実施していますか? 春先まで暖房を使えていたからといって、夏まで試運転をしないのは危険です。経済産業省やエアコンメーカーなどでは、夏がくる前に早めのエアコン点検を呼び掛けています。   今回は、エアコンの試運転をしない場合のリスクを解説します。冬から夏の間にエアコンの試運転や点検をしない人は、ぜひ参考にしてください。

毎年エアコンの試運転を行っているユーザーは24.3%

経済産業省でも本格的な夏を迎える前に、早期にエアコンの試運転を行うことを推奨しています。しかし、三菱電機霧ヶ峰PR事務局が行った調査によると、毎年エアコンの試運転を行っているユーザーは24.3%にとどまっており、エアコンの試運転が定着していないことが分かります。
 
エアコンの試運転をしない理由として最も多かったのは「暖房運転が問題なくできていたので、冷房運転も問題なくできると思った」という回答です。
 

エアコンの試運転が重要な理由

エアコンの試運転が重要な理由は、暖房運転が問題なくできていても、冷房運転時に不具合が生じるケースがあるためです。暖房運転時には室内機内部に結露は発生しないのですが、冷房運転時には室内機内部に結露が発生します。
 
そのため、冷房運転時にドレンホースから結露水(ドレン水)が排出されなかったり、エアコンから結露水(ドレン水)が漏れ出たりといったトラブルに見舞われる可能性があるのです。また、エアコンからの水漏れにより部屋の壁が腐食するリスクもあります。
 

夏に試運転をしても間に合わない可能性がある

試運転が必要なら、エアコンを使う直前に試運転をすればよいと感じる人もいるでしょう。しかし、エアコンを使う直前に試運転をして故障が見つかっても、修理業者がすぐに来てくれない可能性があります。
 
エアコンの設置・修理工事は6~8月が繁忙期で、どの修理業者も多忙を極めているためです。運よく修理してくれる業者が見つかったとしても、機種によっては修理用品の手配に時間がかかり、修理が遅れてしまう可能性もあります。
 
購入から10年を過ぎているエアコンの場合、修理用品の保有期間を過ぎていて、結局買い替えが必要になる可能性もあります。このようなリスクを考えて、夏前のできるだけ早いタイミングに試運転をしておいたほうが安心です。
 
また、6~8月の繁忙期は閑散期と比較して修理料金が高くなる可能性があります。一方、4~5月の閑散期はエアコンの設置・修理工事が少なく、修理業者がお得なキャンペーンを行っているケースが多いのです。修理代金を少しでも抑えたい人にとっても、早期のエアコン試運転はメリットがあります。
 

エアコンの試運転は4~5月に済ませておこう

エアコンの試運転・修理は、夏までまだ時間がある4~5月に行うのがおすすめです。エアコンの設置・修理工事が少ない4~5月であれば、修理業者の予約もスムーズに取りやすいでしょう。繁忙期と比較すると、料金も安く済む可能性があります。本格的な夏がきてから慌てないためにも、早期のエアコンの試運転・修理をおすすめします。
 

出典

三菱電機霧ヶ峰PR事務局 暖房が使えていても、冷房時に不具合が発生することも?

経済産業省 夏季を迎える前のエアコン試運転の重要性について

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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