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「ねんきん定期便」は海外でも受け取れる? 受け取るために必要なことは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月14日 6時20分

「ねんきん定期便」は海外でも受け取れる? 受け取るために必要なことは?

「ねんきん定期便」では、年金の納付状況や、将来受け取ることが想定される年金額などを知ることができます。国内では定期的に発送されるものですが、仕事の事情などで海外に移住する場合も受け取ることはできるのでしょうか?   この記事では、海外にいるときに「ねんきん定期便」を受け取ることは可能かどうか、また、その際に必要な手続きなどを紹介します。

海外でも「ねんきん定期便」を受け取ることは可能

結論からいえば、海外にいても「ねんきん定期便」を受け取れます。
 
本来、ねんきん定期便の送付先は国内の住所が原則です。しかし、厚生年金加入者やその配偶者が年金事務所に居住国を届け出ており、さらに希望をしたときは、海外の住所にねんきん定期便を送付してもらうことが可能になります。
 
海外への送付を希望するときは、申し込みが必須です。申し込みには、日本年金機構のホームページ上に用意された専用フォームが利用できます。
 
申し込みの際には基礎年金番号、氏名、生年月日、性別、送付先住所の国名、送付先住所、国内最終住所地の記載が必要です。なお、氏名については、漢字とふりがなの他に英字でも記載します。
 
また、結婚などをきっかけに海外に移住する人は、旧姓の記載も求められています。
 

ねんきん定期便の申し込みから実際に届くまで

日本年金機構の専用フォームから申し込みを行った場合、ねんきん定期便が海外の住所に送付されるまでに要する期間は3ヶ月ほどです。ただし、現地の郵便事情など状況によってはそれ以上かかることもあります。
 
また、基礎年金番号など重要な部分に記載ミスや漏れがあると、確認作業に時間を取られて、その分届くのが遅くなります。専用フォームで申し込みをするときは、事前に必要事項をしっかり確認し、内容に記載ミスや漏れがないようにしておきましょう。
 

海外への送付を申し込む際の注意点

海外への送付を申し込む際、注意しておきたいことがいくつかあります。最も注意したいことは、海外での住所を正しく記載することです。
 
専用フォームからの申し込みは、1回の申請に対して1回の送付となっています。もしも記載内容に不備があるときは、その旨メールで知らされるので、その場合はもう一度専用フォームから申し込みを行います。
 
専用フォームに入力する際、半角カタカナや特殊文字、環境依存文字、丸文字などを使ってはいけません。これは、文字化けを防ぐためです。
 
そして、必須と書かれている欄は必ず記入しましょう。申し込みのときに基礎年金番号は必要ですが、マイナンバーは不要となっています。マイナンバーは、記載しないよう注意が必要です。
 
なお、基礎年金番号が分からないときは「基礎年金番号通知書」「青色の年金手帳」「国民年金保険料の口座振替額通知書」「国民年金保険料の納付書または領収書」などで確認できます。
 

「ねんきん定期便」は申し込むことで海外でも受け取れる!

「ねんきん定期便」は、海外でも受け取ることが可能です。送付してほしい場合は、日本年金機構のホームページにある専用フォームから申し込みましょう。
 
申し込み1回につき1回限りでねんきん定期便を送付してもらえます。申し込みには、海外の住所のほか基礎年金番号などの情報が必要です。不備がなければ3ヶ月ほどで送付されます。
 

出典

日本年金機構 海外にお住まいの方にお送りする「ねんきん定期便」
日本年金機構 お申込からお手元に「ねんきん定期便」が届くまで
日本年金機構 ねんきん定期便お申込み
日本年金機構 自分の基礎年金番号の確認方法を教えてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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