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スーパーの値引き待機は「マナー違反」ですか? 節約のため「値引きシール」が貼られるのを待ってしまいます

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月13日 2時20分

スーパーの値引き待機は「マナー違反」ですか? 節約のため「値引きシール」が貼られるのを待ってしまいます

スーパーのお総菜を半額などで買えると大きな節約になります。ただし、いくら節約のためであっても、スーパーでの値引き待機は、方法を一歩間違うとマナー違反になってしまうため、じゅうぶん注意しましょう。   本記事では、スーパーでの値引き待機に関してマナー違反になってしまう行為の例や値引きになるタイミングについて、解説します。

マナー違反とされる行為の具体例

スーパーでお総菜の値引きを待って買うこと自体は、賢い節約術の1つです。ただし、次の3つのような行為はマナー違反となり、周りの客やスーパー側に迷惑をかける恐れがあるため控えましょう。
 

・先に商品を確保して値引きシールを貼ってもらう

値引きシールが貼られたお総菜は、ほかの客との奪い合いになることも想定されます。欲しかった商品があっという間に売り切れてしまう場合もあり得るでしょう。そのため、値引きが始まるタイミングより少し前に売り場に来て、あらかじめ商品を確保して待機し、店員が値引きシールを貼り始めたときに自分のカゴの商品にもシールを貼ってもらおうとする人もいるようです。状況によっては対応してもらえることもあるかもしれませんが、普通に待っていた人からしたら、不公平に見えるでしょう。
 

・割引率を上げるように要求する

スーパーでのお総菜の値引きは、一般的に3割引きから半額へ、といったように、閉店が近づくにつれて、段階的に値引き率が上がります。値引き待機している人の中には、自分の都合で値引き率を上げるように店員に要求する人も見受けられます。例えば、「1時間以上も待ったし、閉店まであと30分なのだから、そろそろ半額シールを貼って」などといった言い分です。しかし、どのタイミングでどれだけの値引きを行うのかは、あくまでもスーパー側が決めることです。
 

・値引きされた商品を独占する

お総菜コーナー付近で待機していて、値引きシールが貼られ始めた瞬間に大量に値引きされた商品をカゴに入れて独占し、どれを買うのかを吟味してから、いらない商品を戻すのも迷惑な行為です。ほかの客から選択肢を奪う行為であり、商品の鮮度や品質を保つためにも避けるべきです。コロナ禍では、一度、ほかの人がカゴに入れていた商品を嫌がる客も増えています。スーパーによっては、カゴに入れた商品を売り場に戻すことをできるだけ控えるよう、注意書きを貼り出している場合もあるほどです。
 

スーパーのお総菜が値引きされやすいタイミング

スーパーのお総菜が値引きされるタイミングは店舗によって異なります。一般的に狙い目とされるのは、夕方以降から閉店までの時間帯です。この時間帯は、新しい商品との入れ替えが行われることが多く、賞味期限が迫っている商品ほど値引き率が高くなります。また、閉店時間が近づけば近づくほど、値引き率が高まっていく傾向にあります。ただし、閉店間際には商品がほとんど残っていない場合も多いため、攻めすぎるのは要注意です。加えて、大雨など悪天候のときには客足が鈍くなるため、店舗によっては早めに値引きシールを貼ることがあるかもしれません。
 

スーパーで値引き待機するときには周囲への配慮を忘れずに

スーパーの値引き商品は、自分だけのものではありません。また、値引きにこだわらずに買い物を済ませたい人もいるはずです。待機中に陳列棚をふさいだり、先に商品を確保したりしないようにしましょう。スーパー側のルールを守り、周囲に迷惑をかけないことが大切です。値引きされたお総菜をカゴに入れた後には、ほかの客の迷惑にならないように速やかにその場を離れ、買い物を済ませましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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