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【貯蓄から投資へ】投資をするメリット・デメリットは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月15日 7時40分

【貯蓄から投資へ】投資をするメリット・デメリットは?

マイホームの購入や子どもの進学、自分の老後などを想定し、早い段階から貯蓄を増やしていくことは重要です。   ただし、効率的な方法を選ばないと、いつになっても目標額に達しない可能性があります。貯蓄をしているだけなら、投資主体のスタイルへの切り替えも検討したほうがよいかもしれません。   本記事では、この切り替えの必要性について説明し、投資のメリットとデメリットを詳しく紹介します。

貯蓄から切り替える必要性

貯蓄の仕方は大きく2種類に分けられます。
 
1つ目は自分が保管する方法で、これはタンス預金と呼ばれることも多いです。収入などから追加しない限り、金額が増えることはありません。
 
2つ目は金融機関の口座に預ける方法であり、一定期間ごとに利息がつきます。とはいえ、低金利が続く現代において、利息による預金の増加はごくわずかです。
 
例えば、年利0.001%の場合、100万円を預けたとしても利息は10円にしかなりません。また、インフレによる物価の上昇で、預金の価値は相対的に下がっているのが実情です。
 
したがって現代における貯蓄は、お金を効率的に増やせる資産運用とはいえません。より積極的な手段として、投資へのシフトを検討することが望ましいといえるのです。
 

投資をするメリット

投資とは、株式のような金融商品の購入により、将来有望な企業などに資金を投じることです。その代表的なメリットを以下に紹介します。
 

ねらえるリターンが大きい

運用を成功させると大きなリターンを得られます。保有する金融商品の価格が高くなった時点で売却すると、購入などにかかった費用との差額が利益になるのです。
 
また、売らずに保有しているだけでも、高い利回りでの配当金などが支払われるケースもあります。株主優待のように、現金以外での恩恵を受けやすいこともメリットです。
 

種類が多くて選びやすい

国債や仮想通貨をはじめとして、投資のバリエーションはとても豊富です。それぞれ特徴や手段が異なっており、自分に合っているものを選びやすくなっています。
 
例えば、投資の知識が不足しているなら、専門家が運用してくれる投資信託を選択することも一つの手段です。
 

投資をするデメリット

投資にはデメリットもあるので、後で困らないように把握しておきましょう。
 

損をするリスクがある

いつもリターンを得られるわけではありません。投資先の企業が不祥事を起こすなど、予期せぬ事態によって、金融商品の価格が暴落することもありえます。元本が保証されない投資も多く、それらを選んで運用すると、資産がマイナスになってしまうリスクもあるのです。
 
各業界や社会の情勢などをチェックし、金融商品の売り時を逃さないような対策が求められます。
 

すぐに現金化できない

現金化までに時間がかかるため、生活などで急な支出が生じたときに困る可能性があります。例えば投資信託の場合、解約の手続きをして振り込まれるまで待たなければなりません。銀行預金をうまく活用するなど、自由に使えるお金をある程度は確保する工夫も必要です。
 

将来を見据えた資産運用を心がけよう!

先行きの見えにくい現代社会では、資産を積極的に増やすことは安心感につながります。それを効率よく実現したいなら、貯蓄を続けるだけでなく、投資も視野に入れなければなりません。
 
ただし、投資にはメリットとデメリットが存在するので、両方を意識しておくことが大事です。資産運用に必要な基礎知識として、この機会にしっかり理解しておきましょう。
 

出典

金融庁 投資の基本

金融庁 応用編 4「貯める・増やす」~ 資産形成

金融庁 タイプ別資産運用スタイル

日本証券業協会 資産運用とは?

日本証券業協会 金融商品の特徴

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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