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マイホーム購入を後悔している人は意外と多い? 一体、何に後悔しているの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月16日 9時30分

マイホーム購入を後悔している人は意外と多い? 一体、何に後悔しているの?

マイホームは一生ものの大きな買い物といわれます。慎重に購入検討する人が多いはずですが、購入後に後悔している人は意外と少なくありません。   この記事では、後悔している人の割合と、後悔の内容について解説します。マイホーム購入の際に注意すべき点も含めてお伝えしますので、これから購入を検討される方はぜひ参考にしてください。

マイホーム購入後に後悔している人は約7割

株式会社AlbaLinkが、マイホームの購入経験がある501人を対象に2023年に実施した「マイホーム購入時に注意しておけばよかったことに関する意識調査」の結果の一部を紹介します。
 
同調査での「マイホーム購入で後悔していることはあるか」という質問に対して、「とてもある」と答えた人は16.2%、「多少ある」は52.7%という結果となりました。合計すると、7割近くの人が購入したマイホームについて、何かしら後悔しているポイントがあることが分かります。
 

後悔していることの1位は「間取り・生活動線」

同調査では、「マイホーム購入時にもっと注意すればよかったこと」も質問しているため、そのトップ3もみてみましょう。
 
まず、1位は「間取り・生活動線」。例えば、「和室が不要だった」「使いづらい部屋がある」といった声が挙げられます。また、「部屋が狭くて、エアコンを付けると風が直接当たってしまう」というように、実際に住んでみてから使い勝手の悪さに気付くケースも多くあるようです。
 
2位は「騒音・治安などの周辺環境」です。周辺環境については、「交通の利便性はチェックしたが騒音・治安についてのリサーチが不足していた」「住んでから周辺の開発計画が進み、交通量の増加に伴い騒音が増えるなど想定と変わった」などの意見があります。
 
3位は「立地のよさ」です。主な理由には「通学や通勤、実家との行き来に不便」「土地が低く、大雨が降ったときの水害リスクが心配」などが挙げられています。
 

マイホーム購入後に後悔しないための注意点

「立地」や「周辺環境」は、購入前にとりわけ重視されているポイントでもありますが、それでも後悔してしまうのには、実際の生活のシミュレーション不足が考えられます。
 
立地については、すべての条件を満たす場所はないため、自分や家族の生活においてどこが近い方が便利なのか、何を優先したいのかをよく考えて選ぶことが大切です。
 
また、災害リスク情報については、国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」で確認できますので、一度はチェックしておきましょう。
 
「周辺環境」については、イメージだけでなく実際に歩いてみて、自分の目でも住民や街の雰囲気などを確かめることが大事です。今後の周辺の開発予定についても、市役所や不動産の営業担当者などに確認したり、自分でもリサーチしたりしておく必要があります。
 
「間取り・生活動線」については、住んでからある程度は自分たちで変えられる部分ではありますが、今後の家族構成や、生活しやすい家事動線を考えて間取りを決めることで、無駄な出費を抑えられます。
 

住宅ローンについても無理のない返済計画を考えよう

マイホーム購入時には、住宅ローン借り入れをする人が大半でしょう。住宅金融支援機構のサイトでは、現在の年収から借り入れ可能額を調べるなど、クイックシミュレーションが可能です。
 
生活資金や教育資金、老後に必要な資金も想定した上で、無理のない返済計画を立てて、その範囲内で理想の住まいを実現することも重要です。
 

出典

株式会AlbaLink マイホーム購入時に注意しておけばよかったことに関する意識調査

国土交通省 ハザードマップポータルサイト

住宅金融支援機構 住宅ローンシミュレーション

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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