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Amazonドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」気になる仕事内容と年収とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月18日 9時50分

Amazonドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」気になる仕事内容と年収とは?

現在prime videoでは、Amazonオリジナルドラマの「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」が配信されています。このドラマは、海外で亡くなられた方と残された遺族との間に繰り広げられる物語を描いた内容となっています。   このドラマを観て、初めて「国際霊柩(れいきゅう)送還士」という職業を知った方も少なくないでしょう。   今回は「国際霊柩送還士」の職業に関して解説します。国際霊柩送還士の仕事内容や、給料・年収をまとめました。   ドラマで知って興味を持った方や、国際霊柩送還士を目指している方は、ぜひお読みください。

国際霊柩送還士の仕事内容 資格は必要?

ここでは、国際霊柩送還士の仕事内容を解説します。
 
国際霊柩送還士になるためには、資格は必要なのでしょうか?実際に確認してみましょう。
 

海外で日本人が亡くなられた際の流れ

海外の事件や事故で日本人が亡くなられた場合、まずは現地で、警察による検視や、遺族による本人確認が行われます。
 
その後、エンバーミングなどの処置が行われます。これは、遺体を消毒して、火葬までの期間を保管できるようにするための処置です。
 
ほかに必要な手続きが済んだら、飛行機で遺体を搬送して、ご遺族に送り届けられます。
 

国際霊柩送還士の仕事内容

国際霊柩送還士の主な仕事は、空港に運ばれた遺体の処置・メーキャップ、ご遺族への引き渡し、安置場所への送還です。
 
ここでの処置はエンバーミングとは異なり、メイクを施し顔色を整えるなど、見た目をよくするものです。
 
渡航先での突然の訃報によるご遺族の悲しみを少しでも和らげられるよう、遺体を生前に近い状態に整えるという大切な役割があります。
 
また、安置場所への移送も行いますが、遺体は重さがあるために重労働であるといえます。
 

国際霊柩送還士になるには資格が必要?

国際霊柩送還士になるために必要な資格は特にありません。
 
しかし、求人情報によっては、基本的なPCスキル(Word・Excel)が必要と記載されています。
 

国際霊柩送還士の給料や年収の相場

ある会社では、月給18万円以上の固定給制をとっています。経験や能力によって加給されるシステムで、賞与は年2回(2.5ヶ月分)あります。
 
月給18万円と考えて計算すると、年収にして306万円(18万円×12ヶ月と賞与45万円×2)です。
 
ちなみに、国税庁が発表した令和3年度の平均給与は 443 万円です。国際霊柩送還士の年収は、平均給与を下回っていることが分かります。
 

ご遺体を無事に遺族へ送り届けるために 国際霊柩送還士

国際霊柩送還士は、海外で亡くなられた方のご遺体を、無事遺族へ送り届ける大事な仕事です。故人と遺族の方々の最後のときを、最善な状態で迎えられるように活動しています。
 
死と向き合う仕事であるだけに、精神面への影響は計り知れないものがあるでしょう。
 
しかし、国際霊柩送還士は、使命感を持って仕事に向き合っている方が多くいらっしゃいます。特殊な仕事ではありますが、とてもやりがいのある仕事といえるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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