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つみたてNISAと新NISAでかしこくポイ活をしよう

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月20日 23時0分

つみたてNISAと新NISAでかしこくポイ活をしよう

つみたてNISAを取り扱う証券会社のなかには、積み立てした金額に対してポイントを付与しているところがあるということをご存じですか? つみたてNISAでポイントが貯まる金融機関、貯まらない金融機関はありますが、ポイントが貯まるならお得に活用したいものです。   今回は、つみたてNISAでのポイ活と新NISA制度でのポイ活もお伝えします。

つみたてNISAでポイントが貯まるサービス例

つみたてNISAでポイントが貯まる金融機関は複数あります。金融機関により異なりますが、積立額の0.5~5%のポイントが付与されます。
 
投信積立をポイ活できる金融機関では、指定されたクレジットカードで積立額を決済することでポイントが付与される仕組みになっています。日頃からクレジットカードを使っていたり、よく行くお店で貯まったポイントが使えたりするなど、自分の生活スタイルや使い勝手の良さなど総合的に判断してから証券会社や決済方法を選択するとよいでしょう。
 

つみたてNISAでポイ活、どれだけポイントが増える?

では、つみたてNISAをカード決済にすると、どれだけポイントが増えるのでしょうか。例えば、毎月3万3000円を積立ている場合、

0.5%ポイント還元の場合:3万3000円×0.5%=165ポイント/月
10年積み立てると1万9800ポイント
 
1.0%ポイント還元の場合:3万3000×1.0%=330ポイント/月
10年積み立てると3万9600ポイント

積立期間を10年で計算していますから、「すごく増える!」という印象は持たないかもしれませんが、仮に1%還元なら約4万ポイントが手に入ります。
 
しかも、来年からNISA制度は恒久化されます。30年、40年積立することも考えられるでしょう。還元されたポイントをさらにポイント投資すれば、還元率分だけ投資効率がアップするという見方もできます。積立期間中にポイント還元率が変わったり、サービスが終了したりする可能性はありますが、少なくとも利用できる期間中は活用したいですね。
 

新しいNISA制度でポイ活するなら

2024年からは、新しいNISAがはじまります。新しいNISAでは、つみたて投資枠として年間120万円、成長投資枠として年間240万円の投資枠が設けられています。つみたて投資枠で上限いっぱいまで積立するなら、毎月10万円積立てられることになります。
 
カード決済できる積立上限額は5万円に設定されていることがほとんどなので、毎月10万円積み立てると、5万円分のみがポイント還元の対象になるということです。
 
ただし、他の決済手段と合わせて合計10万円分をポイント還元対象にすると発表している金融機関もありますから、各社の最新情報をチェックしてみましょう。
 

まとめ

今回は積立額に応じたポイント還元を取り上げましたが、投資信託の保有額に応じたポイント還元制度もあります。同じ積立投資をするなら、ポイ活ももれなく併用したいもの。
 
これからつみたてNISAを始めるという方はもちろん、すでにスタートしている方はポイ活できる積立設定になっているか、自分の設定を今一度、確認してみてください。
 
執筆者:前田菜緒
FPオフィス And Asset 代表、CFP、FP相談ねっと認定FP、夫婦問題診断士

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