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みんなの貯金ってどのくらい? 年代別の平均貯金額と貯金額を増やす3つのポイント

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月21日 2時40分

みんなの貯金ってどのくらい? 年代別の平均貯金額と貯金額を増やす3つのポイント

貯金は将来の不安を解消するために、必要なものです。しかし、実際にみんながどのくらいの金額を貯金しているのか、気になるという方も多いのではないでしょうか。   本記事では、20~70代までの各世帯で年代別の貯金額がいくらなのかについて解説します。また、貯金額を増やすためのポイントも説明しますので、これからしっかりと貯金したいという方は必見です。

20~70代の年代別貯金額はいくら?

それでは実際に、年代別の貯金額がいくらくらいなのかを見ていきましょう。
 
令和4年に全国5000世帯を対象に行われた調査によると、世帯主の年齢が20代の世帯における平均金融資産保有額は214万円、同じく世帯主が30代の世帯は526万円、40代は825万円、50代は1253万円、60代は1819万円、70代は1905万円という調査結果となりました。
 
これは貯金だけでなく、株式や投資信託などの金融資産も含む金額です。年代によってかなり開きがあることが分かりますが、全年代で平均すると1世帯あたり1291万円を貯金しているという結果です。
 

貯金額を増やすポイント3選

平均すると1世帯あたり1000万円以上の貯金をしていることが分かりましたが、実際に貯金を増やすことは容易ではありません。そこでここからは、実際に貯金をする際には何に気をつければよいのか、貯金額を増やすためのポイントを3つ紹介します。
 

・支出の見直し

貯金を増やすためには、支出の見直しは避けて通れません。定期的な支出を分析し、節約できるところはどこかを見つけることが大切です。
 
最も大きな節約ポイントは、固定費といわれています。家賃・電気代・通信費は毎月の家計で大きな割合を占めることも多いため、家賃の安い家に引っ越したり、電力会社・携帯電話会社や契約プランを変更したりすることで大幅な節約を見込めます。
 

・長期的な目標を設定する

貯金を増やすためには、長期的な目標を設定することが大切です。目標を設定することで、貯金するための動機づけが高まります。例えば、5年後にマイホームを買うために毎月の貯金額を決めると、具体的にどれくらい節約をすればよいか目に見えるため、モチベーションを保ち継続的に貯金することができます。
 

・つみたてNISAやiDeCoなどの投資制度を利用する

近年では、つみたてNISA・iDeCoなどのお得で比較的にローリスクな投資制度も利用する人が増えています。これらは基本的に、老後資金のような超長期向けの投資に対して、一部税制優遇を受けられる制度です。
 
例えばつみたてNISAは、株式や投資信託などを積み立てることができ、最大で20年間非課税で運用することができます。
 
一方、iDeCoは掛金を自分で決めて積み立てて商品を運用し、60歳以降に年金や一時金として受け取ることができる制度です。また、掛金の全額が所得控除で、運用益は非課税で再投資され、給付時にも控除があって所得税や住民税が軽減されるので、とてもお得に老後資金を貯金できる制度です。
 

ポイントをおさえて効率的に貯金しよう

本記事では年代別の平均貯金額を紹介しましたが、実際には無理のない範囲で貯金を継続することが何より大切です。平均額に達していないからといって焦って貯金額を増やすと、日々の生活がうまく回らなくなってしまうかもしれません。
 
支出見直し・制度の利用などポイントを踏まえながら自分に合った目標金額を決め、コツコツ積み立てていくようにしましょう。
 

出典

金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和4年調査結果
金融庁 つみたてNISAの概要
国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト iDeCoってなに?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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