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「遠く離れた年老いた親を見守りたい」親の安否を確認できる見守りサービスはいくらでできる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月23日 10時50分

「遠く離れた年老いた親を見守りたい」親の安否を確認できる見守りサービスはいくらでできる?

離れて暮らす親に、体力・足腰の不安や、記憶力の衰えなどの老化を感じ始めると、自宅で倒れていないかと、心配になることもあるでしょう。   一緒に住むという選択もありますが、親の意思を尊重して、無理に生活環境を変えないほうがよいこともあります。そのような場合に活用できる、高齢者の生活をさまざまな角度からサポートしてもらえる「見守りサービス」はご存じでしょうか。   この記事では、見守りサービスの種類と選び方、おすすめの見守りサービスについてご紹介します。ぜひ、離れて暮らす親をサポートするための参考にしてください。

見守りサービスの種類と選び方

見守りサービスには、以下のように、機器の利用や、訪問による安否確認サービスがあります。


・センサー検知型(人感・玄関やカーテンの開閉・室温)
・家電製品の使用による通知型(照明・電気ポット)
・カメラ設置型
・訪問型

これらのサービスは、介護保険などの適用にはならず、全額自己負担になるため、導入目的や生活状況に合わせて、活用しやすいものを選びましょう。
 
なかには、自治体が見守りサービスを提供しているところもあるため、親が住む自治体の情報を確認してみてください。また家族間でも、プライバシー保護には配慮して、親の気持ちを尊重して決めることが大切です。
 

おすすめの見守りサービス3選

見守りサービスという言葉は聞いたことがあっても、サービス内容や費用などの詳しいことは知らないという方も多いのではないでしょうか。
 
種類別に、おすすめの見守りサービスを3種ご紹介しますので、いざというときの備えや、見守りサービスを選択する際の参考にしてください。
 

センサーによる見守りサービス:スリーS みまもりサービス

スリーSの「みまもりサービス」は、部屋に人の動きをキャッチする人感センサーを置いて、一定時間動きがない場合に、家族にメールで知らせてくれるサービスです。
 
万が一の場合は、端末の非常ボタンを押せば、大音量のアラーム音が鳴り、同時に、異常事態が家族にメール通知されます。緊急時の駆けつけは1回8800円(税込み)で、依頼もできますが、到着までには1時間ほどかかるということに留意しておきましょう。
 
初回事務手数料が1万1000円(税込み)、月額料金が2750円(税込み)で、1ヶ月間無料でお試しすることも可能です。急な体調不良時の対応や、安否確認を必要としている方におすすめのサービスです。
 

複合型の見守りサービス:ホームアルソックのみまもりサポート

ホームアルソックの「みまもりサポート」は、専用機器を設置して、いざというときは、ボタン一つ押すだけで、24時間365日、すぐに駆けつけてくれるサービスです。専用機器の設置は、コンセントがあれば問題ありません。
 
異常時の通報以外にも、看護資格をもつスタッフへの健康相談も、24時間対応しています。機器・設置代の6万6000円(税込み)を含まないゼロスタートプランであれば、月額費用2970円(税込み)だけで始められるため、初期費用を抑えたい方におすすめです。
 
また、基本的なプランに加えて、「火災・ガス漏れ感知」「熱中症見守り」「安否確認」などのオプションもありますので、親の様子に合わせてプランが組めるというメリットは大きいでしょう。
 

見守りカメラ:塚本無線 みてるちゃん

塚本無線の「みてるちゃん」は、見守りカメラの人気シリーズで、動くものを自動追跡する首振り機能により、1台で広範囲を見守ることができます。アプリを登録すれば、スマートフォンでカメラの映像を確認できて、カメラ越しの通話機能もあります。
 
画質・音質・サイズなどの異なる種類があり、価格は5000~2万5000円(税込み)ほど。壁や天井に設置できるものもあるため、自宅の環境や状況に合わせて選んでください。
 
家で一人にさせることが心配な方の助けになりますが、見守りカメラを使う際には、ご本人の気持ちを尊重したうえで、使用を検討しましょう。
 

優しさをつなぐ見守りサービスの活用

昨今、社会のニーズにともなって、見守りサービスは増加傾向にありますので、安否確認ができるという安心感を得られるメリットは大きいでしょう。
 
しかし、見守られる方には、常に誰かに見られていることへの抵抗感があることや、プライバシーの確保という課題も存在することを、理解しておくことが大切でしょう。
 
もちろん、身の安全を守ることは大切ですが、本人の気持ちを第一に、自尊心や自立心を損なわないように留意して、サービスを選ぶことが必要です。身体能力や記憶力の衰えに対して、周りの人以上に、本人が最も喪失感を抱えていることを理解しながら、関わりましょう。
 
安否を確認する一つの選択肢として、このような見守りのニーズに合ったサービスや機器を、参考にしていただければ幸いです。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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