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火災保険は火事だけの補償ではない! 主な補償内容と一戸建てとマンションでの加入の違いは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月24日 0時10分

火災保険は火事だけの補償ではない! 主な補償内容と一戸建てとマンションでの加入の違いは?

火災保険は火災だけでなく、さまざまな災害で生じた損害の補償を受けられるため、多くの方が加入しています。火災保険の補償内容を事前に把握しておくことで、住まいが災害等によって損害を受けた場合にも、スムーズな対応が可能です。   また、ほかの保険商品との兼ね合いや家計への影響を考える上でも、補償内容や建物による加入の違いについて押さえておく必要があります。   そこで本記事では、火災保険の主な補償内容と、一戸建てとマンションでの保険加入の違いについて解説します。

火災保険とは

火災保険とは、一戸建てやマンションなどの住宅が火災に遭った場合に、損害を補償する保険のことです。火災に限らず、落雷、風災、水災、雪災、盗難などによる損害も補償の対象となります。
 
ただし、地震や噴火などによって生じた損害については、火災保険では補償を受けられません(この場合は地震保険の対象となります)。
 
一般的に、火災保険には1年契約や長期契約があり、一括払いや月払いなど、支払い方法を選べます。保険料は、住宅の種類や地域などで異なります。
 

火災保険の補償内容

火災保険に加入している場合は、火災による損害だけでなく、落雷や風災、雪災、水災、盗難、水漏れ、外部からの物体の衝突などによって生じた損害についても、補償を受けられる場合があります。
 
どのような損害が火災保険の補償対象となるのか、事前に把握しておくと、住まいが何らかの損害を受けた場合に、スムーズに対応できます。
 
※保険商品や加入条件により補償内容が異なる場合があります。
 

火災保険の対象となる主な損害と補償内容

火災保険の対象となる主な損害と補償内容は、図表1のとおりです。
 
【図表1】

補償項目 補償内容
火災、落雷、破裂・爆発 ・自宅がボヤによって火災に遭った
・隣家からの出火が延焼して自宅が焼失した
・落雷によって家屋が損傷した
・ガス漏れによる破裂・爆発で建物が損傷した
風災、ひょう災、雪災 ・ひょう(雹)によって自宅の窓ガラスが割れた
・台風で自宅の屋根が飛ばされた
・豪雪によって自宅が倒壊した
水災 ・洪水によって建物が流された
・台風で居住部分が床上浸水した
盗難 ・家財が空き巣に盗まれた
・空き巣が侵入して窓ガラスが割られた
水ぬれ、外部からの物体の衝突 ・給排水管の事故で部屋の中が水浸しになり、家電が故障した
・外部から物体が飛んできて建物が損害を受けた
破損・汚損など ・子どもが家の中でボールを投げて窓ガラスを割ってしまった
・片付けをしているときにぶつかってドアが壊れた

 
図表1のような損害を受けた場合には、火災保険によって補償を受けられる場合があります。
 

一戸建てとマンションの火災保険の違い

火災保険は、建物の種類や構造、地域などによって保険料が変わります。
 
一戸建てとマンションの場合、一般的に一戸建てのほうが保険料は高い傾向にあります。一戸建ての場合は木造が多く、マンションの場合は鉄筋コンクリート造りが多いためです。火災が発生した場合、木造は鉄筋コンクリート造りより被害が大きくなる可能性があるため、保険料が高く設定されています。
 
また、持ち家か賃貸では、賃貸のほうが保険料は安い傾向にあります。なぜなら、建物に関する保険は所有者である大家が負担するためです。 
 

火災保険はマンションより一戸建てのほうが保険料は高い傾向にある

火災保険は、火災だけでなく、落雷、風災、雪災、水災、盗難、水漏れ、外部からの物体の衝突など、さまざまな損害に対応しています。保険料は、保険商品や加入条件、補償内容、地域などによって異なりますが、木造の一戸建てよりも鉄筋コンクリート造りのマンションのほうが安い傾向があります。
 
火災保険への加入を検討している方は、事前に保険料のシミュレーションや補償内容を確認しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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