除湿機を活用して梅雨の部屋干しを快適に!選び方のポイントとおすすめ製品3選
ファイナンシャルフィールド / 2023年5月24日 10時20分
梅雨の時季に問題となるのが、洗濯です。また、近年の洗濯事情をみてみると、梅雨にかかわらず、部屋干し派の割合が高まりつつあることが分かりました。 ある企業の調査によると、晴れの日でも部屋干ししている共働き家庭の数は、屋外干ししている数を上回るという結果が出ています。 しかし、部屋干しにすると「乾きづらい」「生乾き臭が気になる」とお悩みの方も多いでしょう。 そこで、重宝するのが「除湿機」です。 今回は、除湿機の選び方と、おすすめの除湿機を3品ご紹介します。最近では、衣類の乾燥を目的とした機能も充実しています。 除湿機にはさまざまな機能や種類があるため、目的に応じたものを選ぶことがポイントです。失敗しないためにも、自分に合った除湿機を選びましょう。
除湿機の賢い選び方
除湿機にはいくつかの種類があり、製品によって、それぞれ機能が異なります。
除湿機を使用する環境や目的に合わせて、最適な製品を選ぶことが大切です。
ここでは、除湿機選びで失敗しないための、ポイントをご紹介します。
除湿方式で選ぶ
除湿機には「コンプレッサー方式」「デシカント(ゼオライト)方式」「ハイブリッド方式」などがあり、製品によって除湿の仕組みが異なります。
【コンプレッサー方式】
湿った空気を冷やすことで水滴に変えて、タンクに回収する方法です。梅雨・夏に強く、消費電力は少ないですが、気温が低い季節に弱いとされています。
【デシカント方式】
「デシカント素子」という乾燥剤のフィルターに、湿気を吸着させて除湿する方法です。寒い季節にも強く、一年を通して使えますが、消費電力は多くなります。また使用中は、部屋の温度が高くなるため、夏場には不向きです。
【ハイブリッド方式】
コンプレッサー方式と、デシカント方式の2種類を組み合わせた除湿方法です。天気や季節に左右されず、状況に応じてバランスよく稼働するため、省エネ運転が可能。しかし、製品価格が高い傾向にあります。
購入時にかかる費用は高いですが、トータルコストを考えるならば、一年を通して使用可能で、省エネが期待できる「ハイブリッド方式」がおすすめです。
除湿能力とタンク容量で選ぶ
除湿機は、1日あたりの除湿量や対応畳数が決められています。
部屋のサイズに合わせて選ぶのもよいのですが、部屋干し用であれば、ワンランク上の除湿能力があるものにすると、洗濯物がより早く乾きます。
タンク容量が大きいほど長時間運転が可能であり、排水する手間が少なくて済みますが、製品のサイズが大きくなるため、置く場所が限定されてしまうでしょう。
機能で選ぶ
除湿機には、部屋の除湿用と、衣類乾燥機能を搭載したものがあります。
部屋干し用であれば、風が出るものや、脱臭機能がついたものなどがおすすめです。
しかし、機能が増えれば、価格も高くなるため、使用目的に合わせて選ぶことがポイントになります。
部屋干し用に最適 おすすめの除湿機3選
次は、部屋干し用に最適な、おすすめの除湿機を3品ご紹介します。
先ほどお伝えした選び方のポイントを意識して、目的に合った製品を選びましょう。
SHARP(シャープ)「CV-RH140」
ハイブリッド方式のため、一年を通じて、高い除湿能力が期待できます。
さらに、プラズマクラスター25000を搭載しており、部屋干しのときに問題となる「生乾き臭」を素早く消臭。スイング機能によって広範囲に送風できるため、干し方に合わせた対応が可能になるだけではなく、乾きムラを防ぎます。
定価:オープン価格
販売価格:6万5234円(税込み)~(2023年5月24日時点)
方式:ハイブリッド方式
除湿能力:(60Hz使用時)最大14L/日・定格13L/日
Panasonic(パナソニック)「F-YZVXJ60」
本体重量約6kgと軽量で、コンパクトサイズのため、置き場所を選ばず、使いやすい商品です。ワイド送風で、洗濯物の真下から一気に乾かします。
また、進化したナノイーXが、菌の繁殖を防ぎ、生乾き臭を抑制。「衣類ケアモード」を使用すれば、外出先で着ていた衣服の脱臭や、花粉抑制の効果が期待できます。
定価:オープン価格
販売価格:2万6800円(税込み)~(2023年5月24日時点)
方式:デシカント方式(ゼオライト方式)
除湿能力:(60Hz使用時)5.6L/日・(50Hz使用時)5.4L/日
三菱電機「MJ-PV250VX」
除湿能力24.5L/日とハイパワーで、ジメジメとした湿気を一気に除去。湿度に応じてパワーを自動調整してくれるため、無駄な電力を使わず、省エネも期待できます。
「夜干しモード」機能を使えば、睡眠を妨げない静かな運転で、朝までにカラッと洗濯物を乾かしてくれます。
さらに、トリプルバリアフィルターで、空気中のウイルス・菌・アレル物質などをキャッチして抑制。いつでも清潔な空気で過ごせます。
定価:オープン価格
販売価格:8万3798円(税込み)~(2023年5月24日時点)
方式:コンプレッサー方式
除湿能力:24.5L/日
梅雨のジメジメとおさらば! 除湿機で生活を快適に
除湿機は、室内の除湿だけでなく、部屋干しにも大活躍します。
除湿機には大きく分けて三つの種類があり、それぞれ特長やメリット・デメリットが異なります。正しく製品を選ばないと、期待する効果が得られなかったり、無駄に電気代がかかったりすることもあります。
今回ご紹介したポイントを意識しながら、目的に応じた除湿機を選ぶことが肝要です。
除湿機をうまく活用して、快適な生活を送りましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
中学生の息子が部活で毎日服を汚すので、毎日の「洗濯」が大変です。ストレスなので「乾燥機付き洗濯機」がほしいのですが、やっぱり「電気代」は高くなってしまいますよね?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月21日 4時50分
-
ドラム式洗濯機を使っているのに「節約のため」といって室内干しをしている妻。サーキュレーターを使っているので電気代はあまり変わらないのでは?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月21日 2時20分
-
【永久保存版】急な雨、洗濯物が少し濡れちゃった→もう一度洗う?そのまま乾かす?理由をクリーニング業者が解説
まいどなニュース / 2024年11月20日 17時0分
-
累計出荷数100万枚以上の人気除湿シートの最新モデル『ドライウェルFX』が2024年度グッドデザイン賞を受賞!
PR TIMES / 2024年11月14日 13時45分
-
今売れている「衣類乾燥機」おすすめ3選&ランキング シワを防いでふんわり仕上げる製品が人気【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月10日 20時24分
ランキング
-
1なぜ鉄道会社が…? 小田急、エリア外の県と「全く畑違いのビジネス」に乗り出す きっかけは“社員の趣味”!?
乗りものニュース / 2024年11月27日 10時42分
-
2エンジン不正の日野自動車、工場敷地の5割売却へ…財務基盤の立て直し図る
読売新聞 / 2024年11月27日 15時31分
-
3中国産「農薬漬けシャインマスカット」が東南アジアで大炎上…怪しい日本語が書かれた“激安ブドウ”の実態
プレジデントオンライン / 2024年11月26日 18時15分
-
4富裕層が日本株を「今、面白い」と注目している訳 個人投資家は中小型株投資ではプロよりも有利
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 8時30分
-
5年金夫婦で「月28万円」もらえるはずが…同い年の夫を亡くした65歳・共働き妻、年金事務所の窓口で告げられた〈衝撃の遺族年金額〉に絶望「こんな仕打ち、ありますか?」【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月27日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください