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「マイナポイント」を申請したつもりが詐欺被害に!?「マイナポイント詐欺」の注意点を解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月25日 10時20分

「マイナポイント」を申請したつもりが詐欺被害に!?「マイナポイント詐欺」の注意点を解説

特殊詐欺ではオレオレ詐欺が代表的ですが、近年はさらに多くの種類の特殊詐欺がニュースでも取り上げられています。新しい制度や給付金を狙ったものもあり、その中でもマイナポイントの申請者を狙ったマイナポイント詐欺があることはご存じでしょうか。   マイナポイントは、2023年2月末までにマイナンバーカードを申請すればお得に受け取れるものですが、マイナポイント詐欺は申請者を狙った悪質な詐欺です。   本記事では、マイナポイント詐欺について紹介するとともに、特殊詐欺の種類についても触れながら解説します。

特殊詐欺は10種類ある!

特殊詐欺は電話やはがきなどによって被害者をだまし、キャッシュカードや現金を盗んだり、口座に振り込ませたりする詐欺のことです。特殊詐欺は10種類に分類されています。
 
代表的な特殊詐欺としてはオレオレ詐欺があげられます。被害者の子どもを装って電話をし、キャッシュカードや現金を盗んだり、振り込ませたりする詐欺で社会問題となりました。現在はオレオレ詐欺だけでなく、役割が分担された劇場型の詐欺もあるので、特殊詐欺として多くの分類がされています。
 
オレオレ詐欺以外では、「預貯金詐欺」、「架空料金請求詐欺」、「還付金詐欺」、「融資保証金詐欺」、「金融商品詐欺」、「ギャンブル詐欺」、「交際あっせん詐欺」、「その他の特殊詐欺」、「キャッシュカード詐欺盗」に分類されています。
 

マイナポイント詐欺とは?

マイナポイント詐欺は、前述の分類の中で「預貯金詐欺」や「その他の特殊詐欺」に該当する詐欺です。
 
具体的には、総務省や市区町村の職員などを装ってマイナンバーや口座番号、暗証番号、家族構成などを聞き出したり、通帳やキャッシュカードを預かったり、手数料の振り込みを促したりする場合が多いようです。
 

総務省や市区町村の職員は個人情報を聞いたりしない

基本的に、総務省や市区町村の職員は個人情報を聞き出すことはありません。特に、マイナポイントの申請の際にマイナンバーを聞かれそうですが、電話などでマイナンバーを聞き取ることはないので、マイナンバーを聞かれた場合は不審に思うようにしましょう。
 
また、銀行の口座番号や暗証番号を聞かれることもありません。マイナポイントの申請期間だからこそ「あり得るのでは?」と考えてしまいますが、もし聞かれたとしても答える必要はありません。
 
まずは自分の身を守るために、個人情報を聞かれた場合は詐欺だと疑う癖をつけておきましょう。
 

不審に思った場合はすぐに相談を

詐欺を防ぐためには不審に感じた場合は110番をするか、「警察相談専用電話」の#9110、「消費者ホットライン」の188、「マイナンバー総合フリーダイヤル」0120-95-0178などに相談しましょう。
 
特殊詐欺は常に新しいものが出てきています。悲しいことですが、自身や家族が詐欺に合わないように情報共有を忘れずにしておきましょう。特にマイナポイントの申請など、期限がある場合は、電話やはがきが来ても不思議ではないので受け取りやすいです。
 
しかし、個人情報を聞かれることはないので、個人情報を聞かれるようなことがあれば詐欺だと思うようにしましょう。
 

出典

警視庁 特殊詐欺とは
総務省 マイナポイントに乗じた詐欺にご注意ください!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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