半年ぶりに通帳を記帳したら「入出金の合計額」の印字が! どうしたらいい?
ファイナンシャルフィールド / 2023年5月28日 9時20分
通帳を記帳すると、通常は残高の更新や入出金の履歴が印字されますが、久しぶりに記帳したら合計額が印字されたことで慌てた経験はありませんか。最近では、記帳すると「入出金の合計額」が印字されることがあります。人によっては、入出金の履歴がないと困ることもあるため、対処法を知っておきたいでしょう。 そこで本記事では、通帳を記帳したら「入出金の合計額」が印字される理由と対処法について解説します。
「入出金の合計額」が印字された理由とは?
通帳に個別の明細が印字されず、入出金の合計額が印字されてしまう理由は、銀行によって異なります。多くの銀行では、未記帳の状態で一定期間経過したか、未記帳の取引が一定数に達したか、またはその両方が理由です。
本項では、通帳に入出金の合計額が印字される理由について詳しく解説します。
未記帳の状態で一定期間経過した
一般的に、銀行では普通預金や貯蓄預金の取引明細が一定期間通帳に印字されない場合、未記帳のままとなっている入出金の件数や金額をまとめて記帳することがあります。合計額の表示方法は、「合計記帳」など銀行によって異なるため、確認が必要です。
未記帳の取引が一定数に達した
銀行では、未記帳の取引明細が一定数に達した場合に、個別の取引明細の代わりに入金・出金の合計額のみがまとめて記入されることがあります。ただし、対象となる取引数の基準は銀行によって異なるため、銀行に確認してください。
また、銀行によっては、「一定期間」「一定数」の両方の条件に達した場合に、入出金の合計額が印字されることもあります。
「入出金の合計額」が印字されたらどうしたらよい?
通帳に記帳した際に「入出金の合計額」が印字された場合も、入出金の合計額を確認する方法はあります。ただし、銀行によって対応や手続き方法が異なりますので、銀行ごとの対応を確認のうえ手続きしましょう。
本項では、通帳に入出金の合計額が印字された場合の代表的な対処法を解説します。
明細を発行してもらう
銀行では、店頭窓口や電話による手続きによって、合計記帳明細を発行してもらうことで「入出金の合計額」を確認できます。ただし、明細の発行には時間がかかる場合もあります。また、銀行や口座の種類によって手続き方法が異なるため、注意が必要です。
また、紙の明細の発行は有料・無料は銀行により異なります。銀行の各手数料が無料から有料化が進んでおり、紙の明細の発行も今後は有料化される銀行が増えるでしょう。
Web・アプリで確認する
合計記帳された入出金の金額を確認する方法の一つが、銀行のWebサイトや専用アプリを利用して明細を確認することです。多くの場合、Webやアプリでの確認は無料で利用できますが、ネットバンクの登録手続きが必要です。
ネットバンクを利用するためには、銀行ごとに手続きが必要です。即日使えるようになる銀行もあれば、1週間以上時間が必要な銀行もあります。個々の銀行によって必要な時間や手続きが異なるため、銀行の公式Webサイトやアプリを確認して、手続き方法を確認してください。
日々の支出の把握に明細を確認しよう!
久しぶりに通帳を記帳した際、「入出金の合計額」が印字されても、慌てる必要はありません。明細を確認する方法があります。
合計額が記帳された分の明細を確認するには、紙の明細を発行してもらうか、Web・アプリで確認することができます。ただし、銀行によって手続き方法や料金、利用条件が異なるため、注意が必要です。
日々の支出を把握するためにも、入出金の合計額だけでなく、明細も必ず確認しておくことが望ましいです。記帳を忘れていた場合でも、本記事で紹介した方法で確認できますので、自分に合った方法で対処してください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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