期間工の寮ってどんな感じ？ 希望すれば必ず住めるの？

期間工の仕事は従業員向けの寮が用意されているケースも多くみられます。ただ、なかには「どのような設備があるのか」「希望すれば誰でも寮に入れるのだろうか」など、さまざまな疑問や不安を抱く人もいるかもしれません。そこで、この記事では期間工の寮の一般的な特徴や住むメリット、寮に入るための条件などについて解説します。

そもそも期間工の寮とは？

期間工の寮とはどのようなものなのか、ここでは一般的な寮の種類や特徴について解説します。
 
・期間工の寮の種類
会社によっても寮の種類は異なりますが、主に「集合寮」「アパート寮」の2種類に分けられます。集合寮は個室・相部屋のタイプがあります。個室は部屋がそれぞれ独立したタイプ、相部屋は個室と共同スペースが用意されているタイプです。
 
集合寮は基本的に食堂や大浴場など共同施設が備わっていることが多いでしょう。アパート寮は企業がアパートを寮として利用することが一般的で、部屋にお風呂・トイレ・キッチンなどが備わっています。
 
・期間工の寮の特徴
期間工の寮は、一般的に家具家電付きであることが特徴といえます。テレビやベッド、テーブルやイス、エアコンなどが初めから備わっていることが多く、引っ越し後スムーズに生活できるようになっています。
 

期間工の寮に住むメリット

期間工の仕事をするにあたり、寮に住むとどのようなメリットがあるのでしょうか。代表的なメリットをいくつか紹介します。
 
・家賃が安く住む
会社によっては寮の家賃が無料のところもあります。また、無料ではなくても、自分で一般的な賃貸物件を借りるよりも家賃が安く設定されていることが一般的です。毎月の家賃を抑えたい人にとって大きな魅力といえるでしょう。
 
・食費を抑えられる
期間工の寮によっては、社員食堂が完備されているところもあります。社員食堂の食事は安く提供されることが多く、効果的に食費を節約できます。
 
・引っ越しの準備や入居手続きの手間がかかりにくい
引っ越ししたり新しい物件を借りたりするとなると、何かと準備や手続きの手間がかかるものです。家具家電付きの寮に入れば、最低限の荷物を持っていけば済み、わずらわしい引っ越し準備や入居手続きが簡単に済みます。
 
・通勤時間を短縮できる
期間工の寮は職場近くにあることが多く、毎日の通勤時間を短縮できます。なるべく通勤時間をかけたくない、少しでも多くプライベートの時間を確保したいという人にもおすすめです。
 

期間工の寮は希望すれば誰でも住めるの？

期間工の寮は希望すれば誰でも住めるとは限りません。なかには入寮について条件を設けている会社もあります。例えば、自宅から寮までの距離が近すぎる場合、入寮が認められないケースもみられます。
 
このように、企業が設けている条件をクリアできない場合、希望しても寮に入れない場合があるため要注意です。不安や疑問がある場合は応募前に求人内容をよくチェックし、採用担当者への確認を行いましょう。
 

期間工の寮に住むとメリットも多い！応募前に入寮の条件を確認しよう

期間工の寮は一般的に家具家電付きのケースが多く、引っ越ししたあと快適に住みやすいことが特徴です。また、家賃代や食事代を抑えられる、引っ越しや入居の手間がかかりにくい、通勤時間を短縮できるなど数々のメリットがあります。
 
ただし、会社によっては入寮にあたり、条件を設定している場合があるため注意が必要です。入寮を希望する場合は、応募前に求人内容や条件などをよく確認しておきましょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー