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年収「800万円以上」の人はどのくらい? 年収が高い職種TOP3も紹介!

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月28日 10時30分

年収「800万円以上」の人はどのくらい? 年収が高い職種TOP3も紹介!

年収が高いと、ぜいたくができたり、貯蓄に回せるお金が増えたり、老後にもらえる年金が増えたりとさまざまなメリットがあります。では、高年収といえる年収800万円以上の人はどのくらいいるのでしょうか。   本記事では、年収800万円以上の人の割合を解説します。年収が高い職種TOP3も紹介するので、ぜひ参考にしてみましょう。

年収800万円以上の割合

年収800万円というと、高年収のイメージがある人も多いかもしれません。では、実際に年収が800万円以上の人は、日本にどのくらいいるのでしょうか。国税庁のデータによると、給与所得者の年収分布は図表1のとおりです。
 
図表1

国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査を基に作成
 
年収が800万円を超える人の割合は9.7%となっており、少数派であることが分かります。約10人に1人しか、年収800万円を超える人はいない計算です。また、年収1000万円を超える人はわずか4.9%です。
一方で、年収500万円以下の割合は68.6%で多数派となっています。
 

年収800万円がもらえる年金額

年収が高いと、さまざまなメリットがありますが、特に注目したいのがもらえる年金の多さです。
 
厚生労働省「公的年金シミュレーター」を使って、年収800万円の人がもらえる年金をシミュレーションしてみましょう。シミュレーションの前提は以下のとおりです。

●1970年生まれの会社員
●20歳~60歳まで平均年収800万円で勤務
●65歳から年金の受取を開始

シミュレーションした結果、上記の条件の人がもらえる年金は月に約20万6000円です。生活水準にもよりますが、年金だけでの生活もじゅうぶん可能でしょう。
 
一方で、平均年収300万円の人が65歳からもらえる年金は月に約12万円です。年収800万円の人と比べて約8万5000円も差があります。
 

年収が高い職種TOP3

年収は職種による差が大きいです。では、年収が高いのはどんな職種なのでしょうか。厚生労働省によると、平均年収がもっとも高い3職種は以下のとおりです。

●航空機操縦士 1600万円
●医師 1429万円
●大学教授(高専含む) 1066万円

上位3職種はすべて平均年収が1000万円を超えています。特別なスキルを持った人や特定の分野に詳しい人は年収が高い傾向です。
 
また、平均年収がもっとも低い3職種は以下のとおりとなっています。

●クリーニング職、洗張職 267万円
●ビル・建物清掃員 280万円
●紡織・衣服・繊維製品製造従事者 287万円

航空機操縦士と紡織・衣服・繊維製品製造従事者とでは、平均年収に1313万円もの差があります。職種による年収の差は大きいため、転職を検討する際には、職種ごとの平均年収なども参考にしてみましょう。
 

まとめ

本記事では、年収800万円以上の割合と年収が高い職種TOP3を紹介しました。
年収が高いと、普段の生活だけでなく老後の生活でもメリットがあります。ただし、年収がすべてではありません。
 
個人によって理想の生き方・働き方は異なりますが、いくら年収が高くても、毎日仕事に追われプライベートの時間を確保できなければ充実した生活とはいえないかもしれません。ぜひ、自分に合った働き方を探してみることをおすすめします。
 

出典

国税庁 令和3年分 民間給与実態統計調査
総務省統計局 令和4年賃金構造統計調査 1 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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