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子育て世帯の食費の適正価格はいくら? 初夏を乗り切る食費節約術を把握しよう

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月30日 9時40分

子育て世帯の食費の適正価格はいくら? 初夏を乗り切る食費節約術を把握しよう

ウクライナ情勢や円安などの影響から、食費の高騰が続いています。   子育て世帯にとって、毎月の食費の適正価格は気になるところです。一般的なデータと比較して食費がかさんでいる場合は、適切な対策を施して家計を引き締めましょう。   こちらの記事では、子育て世帯の食費の適正価格や、初夏を乗り切る食費節約術などを解説します。

子育て世帯の適正な食費

まずは、コネヒト株式会社が2021年行ったアンケート調査(調査対象:1万1128名)を基に、3人家族や4人家族の子育て世帯における適正な食費をみてみましょう。
 

【子育て世帯の食費】

世帯年収150万円以上300万円未満:75%以上の世帯が月5万円未満
世帯年収300万円以上500万円未満:75%以上の世帯が月5万円未満
世帯年収500万円以上700万円未満:60%以上の世帯が月5万円未満
世帯年収700万円以上1000万円未満:50%以上の世帯が月5万円未満

 
世帯年収1000万円未満の世帯の半数以上が、毎月の食費を5万円未満に抑えています。家族の人数によって食費に差はありますが、毎月の食費が5万円以上の世帯は少数派に属することになります。
 

子育て世帯におすすめの食費節約術

総務省の家計調査報告によると、2人以上の世帯のうち、勤労者世帯の実質的な可処分所得は減少しています。物価の高騰などが影響しているため、家計を守るためにも食費節約術を知っておくことは重要です。
 

価格の高騰がおとなしい食材を活用する

ウクライナ情勢や円安などの影響もあり、食材の高騰が続いています。総務省の調査によると、2023年4月は、前年比で下記のように食材が高騰しています。
 

【主な食材価格の上昇率】

調理食品:9.3%
菓子類:11.0%
肉類:8.4%
乳卵類:16.7%
生鮮魚介:14.3%
穀類:7.5%
飲料:7.3%

 
穀類のように、価格の高騰が緩やかな食材を活用することで、食材の価格高騰による家計へのダメージを軽減できます。また、穀類の中でも小麦よりも米の方が物価上昇率が低いため、意識的に価格の高騰が少ない食材を選ぶとよいでしょう。
 

初夏に旬を迎える食材を活用する

一般的に、旬を迎える食材は供給量が増える関係から、安く購入できます。
 

【初夏に旬を迎える食材例】

なす
レタス
ピーマン
トマト
かぼちゃ
きゅうり
アスパラ

 
季節ごとに旬の食材を活用すれば、食費を節約できます。普段から意識的にモノの値段の推移をチェックしてみてください。
 

予算を管理する

予算を適切に管理して、毎月の食費を先にプールする方法もおすすめです。毎月の食費を5万円に抑えたい場合は、先に食費として5万円をプールし、食費限定で使うとよいでしょう。
 
予算管理を徹底しないと、ついつい不要な食材やしこう品を購入してしまうことがあるため、徹底的に予算を管理してみてください。
 

まとめ

予算管理を意識せずに日々の食材を購入すると、想像以上に食費が家計を圧迫してしまいます。子育て世帯は子どもの成長に伴って食費がかさんでいくため、季節に合わせて食費を節約することが大切です。
 
こちらの記事で紹介した、初夏の食費を抑える方法を実践しながら、丁寧に家計管理を行いましょう。
 

出典

コネヒト株式会社 家族に関する全国調査 世帯食費の堅実派ー贅沢派の分岐点は月5~7万円と判明。さらに世帯年収毎の食費も大調査。
総務省 家計報告調査2022年(令和4年)平均結果の概要
総務省 2020年基準消費者物価指数全国 2023年(令和5年)4月分
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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