英会話のレッスン費用ってどのくらい？対面授業、オンラインなど形式別に解説

グローバル化が進むなか、社会人になって「英語を話す力を身に付けたい」と考える方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。そこで活用したいのが、働きながら英語力を磨ける「英会話レッスン」です。   本記事では、英会話教室の種類別やオンライン・対面別に、価格やサービス内容を解説します。

まずはどんな英会話教室があるのか知ろう

英会話教室に通いたいけど、どの教室がいいのか分からないと迷う方は多いと思います。まずは、口コミ数が多く評価の高い大手英会話教室を見ていきましょう。
 

英会話イーオン

イーオンは、日本人教師とネイティブ教師が在籍する全国47都道府県に250校以上を構える英会話教室です。
 
学習者に必要なスキルや、通い方に合わせて選べる4つのレッスンがあります。さらに、レッスン時間以外の時間に、イーオン生徒専用のアプリでいつでも予習・復習ができる点も魅力です。
 

シェーン英会話

シェーン英会話の主なネイティブ教師は、着任前に英語を母国語としない方たちに英語を教える指導コースの修了が義務付けられています。
 
日常英会話やビジネス英語など目的に応じたコース設定があり、レッスン形態も個人・少人数・オンラインなどさまざまです。
 

ECC外国学院

ECCは、クラス制によるグループレッスンが基本です。世界14カ国190校への海外留学サポートを行っており、1週間から長期留学まで多くのプランを備えているのも特徴の一つです。留学準備や現地でのサポートも支援してくれます。
 

レッスンのコースの種類はさまざま

英会話のレッスンにはいくつかのコースがあり、コース内容によって価格は変動します。それぞれコースの特徴を知り、ご自身に合ったものを選びましょう。
 

個人orグループ

個人レッスンは、教師に不明点を都度質問ができる点が最大のメリットです。一方グループレッスンは、ほかの生徒の疑問点をシェアして知識を広げられます。2つのレッスンには大きな価格差があります。詳細は以下の表をご覧ください。
 
＜図表1＞※分割払いの場合の価格を記載

スクール名	個人レッスン価格	グループレッスン価格
英会話イーオン	1万1550円/回 （1レッスン：50分）	1万2375円～/月
シェーン英会話	2万9700円/月 （1レッスン：40分） ※月4回	1万6500円/月
ECC外語院	2万2000円～/回 （1レッスン：60～100分）	1万7600円～/月

※筆者作成（令和5年4月時点）
 
高価格な個人レッスンに関してイーオンやシェーン英会話では、「平日昼間の場合通常価格よりも安くなる」といった工夫がされています。
 

オンライン特化型のスクールも

オンライン英会話は価格が安く、通信環境さえあればどこでも受講でき、利便性が高いのが特徴です。主なオンライン英会話スクールについては、以下をご覧ください。
 

DMM英会話

DMM英会話では最安値のコースでも毎日受講でき、受講者の英語レベルや目標に合わせた1万2583種以上の無料レッスン教材が使用可能です。
 

ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプにはレッスンの回数に制限がなく、1日に何度でも受講できます。5分単位でレッスン時間を選択できるため、5分や10分と短時間での利用ができることが特徴です。
 

QQ English

QQ Englishの教師は、英語教師としてのトレーニングを受けた、全員正社員のフィリピン人教師です。教師の自宅ではなく、オフィスからレッスンを提供しているため、通信環境が安定しています。また、レッスン録画機能があるため、繰り返し復習することができます。
 

オンラインの個人orグループ

オンラインレッスンは、ほとんどが個人レッスンを主としています。
 
＜図表2＞

教室名	個人レッスン価格	グループレッスン価格
DMM英会話	￥2370/月 （1レッスン：25分） （頻度：毎日1回）	–
ネイティブキャンプ	￥6480 （1レッスン：最大25分） （頻度：無制限）	※ファミリープラン価格 （家族1人につき） ￥1980
QQ English	￥2980～ （1レッスン：25分） （頻度：月4回）	–

※筆者作成（令和5年4月時点）
 
1回あたりのレッスン時間が短めに設定されているため、隙間時間に学習するのに最適といえるでしょう。
 
ただし、オンラインレッスンは通信環境によって、教師の声が聞き取りにくかったり、自分の声を聞き取ってもらえなかったりする点には注意が必要です。
 

自分に合ったレッスンを選ぼう

英会話レッスンでは座学のみでなく、会話を通して発音まで学べる点が最大の魅力です。ご自身の目的や実力に合わせてスクールを選んでみてください。そして、ご自身の生活スタイルと相談しながら、対面かオンラインかを決めましょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー