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投資によるメンタルブレイクを防止したい! それなら「株」と「金」の分散投資はどう?

ファイナンシャルフィールド / 2023年5月31日 9時40分

投資によるメンタルブレイクを防止したい! それなら「株」と「金」の分散投資はどう?

投資は、将来の資産形成のために非常に重要な手段ですが、投資によるメンタルブレイクを防止し、長期間投資することも重要です。投資家がメンタルブレイクを防止するためには、分散投資が有効であるといわれています。   特に、株式と金の分散投資は、株式市場と金市場が逆相関するため、リスクを抑えた投資ポートフォリオを構築できるでしょう。   本記事では、株式と金の分散投資について、そのメリットや注意点を解説します。

長期投資を続けるにはメンタルと環境づくりが大切

長期投資を続けるためには、投資を行ううえでのメンタルと環境面の整備が重要です。メンタル面では長期投資を行い、短期の価格変動に左右されず、時間をかけて資産を形成することをおすすめします。定期的に投資を行うことで、市場の波に左右されず、着実に資産を増やせるでしょう。
 
また、ダウンサイドリスクに備えることも重要です。投資には必ずリスクが伴います。
 
その一方、株式会社FreeLifeConsulting(東京都港区)が運営する「グローバルファイナンシャルスクール」では、2022年7月に1年以内に投資を始めた全国の20~60代の男女544名を対象に実施したアンケート調査によると、投資を始めてたった1年で離脱してしまった人は全体の7.9%もいることが明らかになっています。その理由は以下のとおりです。
 

1位:投資に回す時間がなくなった
2位:市場動向が見通せないから
3位:損失が出たから
4位:現金が必要になったから

 
長期投資においては、長期的な視野で市場を見ることが重要ですが、市場が下落した場合に備えて、投資先のリスクを十分に把握しておきましょう。定期的に収入の一部を貯蓄する習慣を身につけ、資産形成に必要な資金を確保することが大切です。
 

株式と金の値動きは逆相関関係

株式と金は一般的に逆相関関係にあるとされています。つまり、株式市場が上昇するときは、金の価格が下がり、株式市場が下落するときは、金の価格が上昇する傾向があります。
 
これは、投資家が株式市場は安定的であると判断し、より高いリターンを期待して株式に投資する場合には、金に対する需要が減少するためです。株式一辺倒のポートフォリオに金が加われば、株式市場全体が下落している場面でクッション材のような役割を果たすのです。
 
一方で、市場が不安定であると判断されると、株式市場への投資リスクが高まるため、投資家は金などの安全な避難先に資金を移すことがあります。ただし、必ずしも株式と金の価格が完全に逆相関関係にあるわけではありません。
 
特定の状況下では、両者の価格が同時に上昇することがあるため、投資家は複数の資産クラスを組み合わせた投資ポートフォリオを構築することが推奨されます。
 

まとめ

長期投資をすると過去の統計上、プラスのリターンをもたらしてくれることが予想できます。しかし、株式市場だけに投資していると、リーマンショックやコロナショックのように瞬間的に株価が大きく下落してしまい、ストレスを与え、途中でやめてしまうこともあります。
 
金にも分散投資を行うことで、リスクを抑えつつ、安定した資産形成ができる可能性があります。これまで株式一辺倒だった方も、リスク分散のために金投資を検討してみてください。
 

出典

株式会社FreeLifeConsulting グローバルファイナンシャルスクール実施のアンケート

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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