「時は金なり」家事を断捨離して心にゆとりを持つ方法
ファイナンシャルフィールド / 2023年6月2日 1時20分
おうち時間が増えたいま、「家事」に対して負担を感じている人も多いでしょう。 パナソニック株式会社が2021年4月に実施した「家事に関するライフスタイル調査」では、平日の一日のうち、家事をしている平均時間は男性が58.4分、女性が115.5分との結果が出ました。2020年7月の同調査では、男性が47.5分、女性が107.0分でしたので、男女ともに、家事時間が増加していることが分かります。 さらに、コロナ流行開始直後(2020年3~7月頃)よりも「家事の負担感は増えたか」という問いに対して、増えたと答えた人の割合は、男性で29.8%、女性で42.5%でした。 そこで今回は、家事にストレスを感じている人が、負担を軽減するために、「やめた家事」をご紹介します。 「毎日の家事に時間をとられてしまう……」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
その家事やめてもよいかも!? 負担を軽減する家事の方法
毎日の家事に負担を感じている人は、家事の仕方を変えるだけでラクになるかもしれません。
ここでは、家事の負担を軽減する方法をご紹介します。
洗濯でやめられること
洗濯にはいくつもの工程があるため、負担に感じる人も多いのではないでしょうか。
洗濯物は、乾燥機にかけられるものは、洗濯~乾燥モードで洗濯すると、干す作業をなくせます。
また、畳む作業も、工夫しだいで減らせます。普段、クローゼットなどにつるしておく衣服は、洗濯したのちにハンガーにかけて干して、そのまま収納。下着や靴下、タオルなどの、シワを心配する必要がないものは、畳まずに、収納スペースにそのまま放り込んでもよいでしょう。
料理でやめられること
自炊が増えると、負担となるのが、料理に関する家事です。
毎日考えることが大変な献立は、曜日で固定化することをおすすめします。いくつかのパターンを用意しておけば、家族がメニューに飽きる心配もありません。
また、電気圧力鍋などの調理家電を使えば、放っておくだけでおかずが完成しますので、便利です。さらに最近では、ミールキットを販売しているネットスーパーもあります。レシピに必要な材料がすでにセットされており、なかには、材料がカットされているキットもあります。調理時間や手間の削減が期待できるでしょう。
掃除でやめられること
掃除は「ながら掃除」が効果的です。休日にまとめて掃除しようとすると、時間がかかって、大きな負担に感じてしまうでしょう。
しかし、毎日少しずつ、何かのついでに掃除すれば、常に部屋をキレイに保てます。また、ロボット掃除機に、毎日の掃除を任せることも有効です。
手のかかる場所や、大がかりな掃除が必要な場所は、専門業者に依頼するのもよいでしょう。
家事の負担を減らす三つのポイント
「毎日やることが多くて、手が回らない!」と、大きな負担を感じている人は、家事に対する意識や考え方を変えてみると、気持ちが軽くなるかもしれません。
ここでは、家事の負担を減らす、三つのポイントをご紹介します。
完璧を求めない
家事に対するこだわりや思い込みをなくして、完璧を求めないようにしましょう。
SNSの情報に影響されて、見た目や収納方法にこだわると、かえって使いにくかったり、収納がこまかくなって負担が増えたりする原因になりかねません。
家事は、それぞれの家庭環境に合わせた方法を選択することがポイントになります。
すべて自分でやろうとしない
家事を、すべて自分だけでこなそうとすることは、やめましょう。
家族や家電製品に頼れる部分は任せて、協力しながら家事に取り組むことが大切です。
その際、多くのマイルールをつくってしまうと、他人のやり方に不満を抱いて、ストレスを感じやすくなります。これだけは譲れない! という部分以外は、相手に任せてみてもよいかもしれません。
必要な家事を見直す
毎日の家事のなかで、なくしてもよい家事がないかを見直してみましょう。
例えば、毎日買い物をしていた人は、まとめ買いにすることで、1日1時間ほど、時間に余裕ができるかもしれません。
家事のやり過ぎは、負担が大きくなるだけではなく、余計な光熱費や出費が増えてしまう可能性もあります。
家事を減らすことで、光熱費やムダな出費の削減にもつながるでしょう。
家事を断捨離して自分時間を増やそう
必要な家事に絞り、やり方を変えるだけでも、家事の負担軽減につながります。
そのぶん自由な時間にあてることで、ストレスが減り、心に余裕が生まれるでしょう。
完璧を求めず、思い切ってこだわりを捨てることがポイントです。また、自分一人で抱え込まずに、家族に協力してもらうことも大切です。ときには、家電製品をうまく活用することもよいでしょう。
出典
パナソニック株式会社「非常が日常へ。コロナ禍をきっかけに何が変わった?家事に関するライフスタイル調査第5弾!」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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