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資産運用はまず「守り」から!? 資産形成の「攻め」と「守り」の違いとは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月2日 4時20分

資産運用はまず「守り」から!? 資産形成の「攻め」と「守り」の違いとは?

資産形成を始めたいけれど、具体的に何から始めたらよいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。   本記事では、資産形成を始める際にどのような行動をとればよいのか、具体的に解説します。資産形成における「攻め」と「守り」とそのバランス、それぞれの重要性を理解しつつ資産配分を考えていきましょう。

資産形成の攻めと守りとは

資産形成では、「攻め」と「守り」のバランスが重要です。攻めとは利益を出すことを目的として運用を行うこと、守りとは資産を減らさないようにすることを指します。
 
攻めることだけを考えてしまうとリスクが高く、気持ちの不安も大きくなるでしょう。一方で守りだけでは資産を増やすことが難しくなり、本来の資産形成の目的が果たせなくなってしまいます。目的に合わせた攻めと守りのバランスを考えることで、安定した資産形成を行えます。
 

資産形成の攻めと守りの具体的な行動例

資産形成の攻めと守りとは、具体的にどのような行動なのでしょうか。以下で詳しく解説します。
 

攻めの行動例

攻めの行動としては、「NISA」「iDeCo」「投資信託」などが挙げられます。金融商品に資産を振り分けて運用することになりますが、資産形成を行ううえでは「長期目線」での運用が大切です。
 
NISAとは、金融商品を運用して出た利益にかかる税金が非課税となる枠のことです。NISA枠では株式や投資信託の運用ができますが、資産形成を行うのであれば投資信託がおすすめです。資産をあらゆる投資先に分散できるため、リスクを軽減できます。
 
基本的に投資信託は長期で運用するため、5年・10年と先を見据えて伸びていきそうな商品を選ぶことが大切です。一般NISAでまとまったお金を運用するか、つみたてNISAでコツコツと積み立てて運用するか、それぞれの資産状況に合わせて考えていきましょう。
 
iDeCoは、老後の資産形成を目的とした制度で、毎月一定額を積み立てて運用していきます。原則60歳以降でないと引き出すことができないため、一見デメリットにも感じますが、確実に老後資金を貯めていくことを考えると最適の運用方法といえるでしょう。
 
積立投資は長期間運用し続けることで、複利効果を得やすくなります。購入のタイミングに悩むことなく運用を続けられるため、初心者でも始めやすい攻めの資産形成です。
 

守りの行動例

守りの行動としては、「貯金」「各種保険」「支出の削減」などが挙げられます。攻めの資産形成を始める前に、まずは守りを固めておくことが大切です。
 
資産のなかで、最も流動性が高いのが現金です。金融商品に変えてしまうと、急な支出にすぐ対応できなくなってしまうため、必ず貯金しておきましょう。最低でも生活費3ヶ月分は、現金で貯金しておけると安心です。
 
また、万が一のことが起こった場合に備えた保険の加入も検討しましょう。自動車保険や火災保険など、他人を巻き込むような事故に備えた保険は必須といえます。一方、自分の病気やけがに備えた保険は、家族構成や資産状況に合わせて検討してください。自分がいないと生活に困る家族がいる場合や、貯金ができないほどの経済状況であれば、保険への加入をおすすめします。
 
これらの資産形成を行うにあたって最も重要なのが、目の前の支出を削減することです。固定費や生活の無駄遣いを見直して、資産形成を行うための資金を作っていきましょう。
 

まとめ

資産形成は、漠然と始めたいなと思っていても、なかなか始められるものではありません。攻めと守りのバランスをどう取っていくかを意識して、始められることからひとつずつ行動していきましょう。
 

出典

金融庁 つみたてNISA
iDeCo公式サイト
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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