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100円の「コンビニコーヒー」は本当にお得? 水筒なら「10円」程度に!

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月3日 5時20分

100円の「コンビニコーヒー」は本当にお得? 水筒なら「10円」程度に!

コンビニコーヒーは挽きたてのコーヒーを100円台程度で飲むことができます。喫茶店でテイクアウトする値段に比べれば低価格なので「節約」しているといえるかもしれません。   しかし、自宅でコーヒーをいれて水筒で持ち歩いた場合には、さらに低いコストでコーヒーを楽しめることをご存じですか?   本記事ではコンビニでコーヒーを購入する場合と、自宅でいれて水筒で持ち歩く場合とのコストを比較します。

コンビニコーヒーの値段比較

まずは、コンビニ大手3社(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート)のコーヒーの値段を図表1で見てみましょう。金額は23年5月時点、消費税込みで記載しています。
 
【図表1】


 
セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートのHPから作成
 
セブン-イレブンのRサイズはローソンとファミリーマートのSサイズ、LサイズはMサイズと同等です。
 

毎朝コンビニコーヒーを買ったら年間約4万円

毎朝、コンビニに寄ってコーヒーを買うことを日課とする場合、年間でいくらくらい使うことになるのでしょうか。
 
1杯を110円とすると、365日買い続ければ合計4万150円になります。1日2回買うのであれば、この倍の8万300円に上ります。まさに「ちりも積もれば山となる」ですね。
 

コーヒーを自分でいれたら年間約4000円

それでは、毎朝自分でコーヒーをいれた場合にはどのくらい節約になるのかを計算してみましょう。1杯当たりの単価はコーヒー豆の値段によりますが、本記事では毎日コーヒーを飲む筆者がネットで購入している商品を例に取り、2キログラム2499円(2023年5月20日時点での価格)で試算します。
 
ホットコーヒーSサイズの量はコンビニ各社いずれも150ml程度となっており、150mlのコーヒーをいれるために使用するコーヒー豆は10グラムです。そこで、筆者が購入しているコーヒー豆の10グラム当たりの金額を計算してみましょう。
 
2499円÷2000グラム×10グラム=約12円
 
コンビニコーヒーSサイズと同じ量を自宅でいれると、1杯当たり約12円でできる計算になります。365日毎日飲み続けると4380円。コンビニコーヒーの約10分の1です。
 

アイスコーヒーは水筒でも劣化しにくい

また、外出先でコンビニコーヒーを購入する理由のひとつに、「コーヒーを水筒に入れるとまずくなるから」が挙げられるかもしれません。
 
たしかにコーヒーは鮮度が命の飲み物であり、時間がたつとともに香りや風味は劣化していくのは事実です。ただ、コーヒーの劣化は温度が高いほど早く進行するため、実は温度の低いアイスコーヒーであれば水筒に入れても長くおいしいコーヒーを楽しむことができると考えられます。
 

まとめ

コンビニコーヒーは100円台程度で購入できますが、自分でいれれば10円程度とより低コストで楽しむことができます。仮に高級豆を使用したとしても、コンビニで買うのに比べれば安く済むかもしれません。
 
また、さまざまな豆を試して自分好みの味を追求する楽しみもあるので、「水筒でコーヒー」の生活を1度試してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:佐々木咲
2級FP技能士

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