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全身の「永久脱毛」を考えてるけど「20万円」かかる!? コスパ的には「お得」なの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月5日 10時10分

全身の「永久脱毛」を考えてるけど「20万円」かかる!? コスパ的には「お得」なの?

定期的にムダ毛の処理をしている方は多いのではないでしょうか。除毛にかかる時間や費用を考えると、全身を永久脱毛するとコストパフォーマンスがよいように感じる人もいるかもしれません。本記事では、全身の永久脱毛にかかる費用やメリット・デメリットを紹介します。全身の永久脱毛を検討している人は、ぜひチェックしてみましょう。

医療脱毛と美容脱毛の違い

脱毛の施術には、医療脱毛と美容脱毛の2種類があります。医療脱毛とは、高出力のレーザー脱毛機を用いて、毛を成長させる「毛母細胞」を破壊する脱毛方法です。高出力のレーザー脱毛機は医師や看護師などの医療従事者しか取り扱えないため、医療脱毛の施術ができるのは医療機関のみとなります。
 
一方の美容脱毛とは、医療脱毛よりも出力の弱いレーザーで「毛母細胞」に刺激を与える脱毛方法です。美容脱毛の施術に資格は必要ないため、脱毛サロンやエステサロンで気軽に施術を受けられます。
 
注意してほしいのは、美容脱毛では永久脱毛ができない点です。アメリカの政府機関である米国食品医薬品局(FDA)では、永久脱毛ついて「3回の脱毛施術によって6ヶ月後、3分の2以上減毛していること」と定義しています。
 
永久脱毛が可能なのは医療脱毛やニードル脱毛のみで、美容脱毛の場合はしばらくすると毛が生えてくるリスクがあります。全身の永久脱毛を希望しているなら、医療脱毛を選んだほうがよいでしょう。
 

医療脱毛と美容脱毛、それぞれの平均費用は?


結論からいうと、一般的な施術費は医療脱毛のほうが高額です。全身脱毛(顔・VIO含む)にかかる費用は、医療脱毛が27〜37万円程度、美容脱毛が18〜38万円程度となります。
 
顔・VIOなしであれば、医療脱毛が16〜25万円程度、美容脱毛が12~20万円程度で済む場合が多いでしょう。最近は医療脱毛の費用が下がってきており、場合によっては美容脱毛のほうが高くなる場合もあります。
 

医療クリニックで全身脱毛をするメリット・デメリット

永久脱毛が可能なのは医療脱毛のみなので、今回は医療クリニックで全身脱毛をするメリット・デメリットについて解説します。医療クリニックで全身脱毛をするメリットは、毎日の自己処理にかかる手間や時間を大幅に節約できる点です。また、カミソリ負けや肌トラブルに悩んでいる方も、全身脱毛をするメリットを感じられるでしょう。
 
デメリットとしては、全身脱毛にかかる費用の高さがあげられます。先ほども解説したように、全身脱毛(顔・VIO含む)にかかる費用は、医療脱毛が27〜37万円程度です。
 
一方、全身用の使い捨てカミソリは1本100円程度で購入できます。仮に月に2回交換するとして、1年間にかかる費用は約2400円です。20歳から60歳までの40年間にかかる費用は9万6000円です。
 
クリニックやサロンで全身脱毛をするよりも、カミソリで自己処理をしたほうが費用は安く済みます。ただし、家庭用脱毛機や脱毛クリームを使用している場合は、全身脱毛をしたほうが安く済む場合があります。
 

全身を永久脱毛すれば、自己処理にかかる時間や手間を節約できる

全身を永久脱毛すれば、自己処理にかかる時間や手間を大幅に節約できます。ただし、費用に関してはカミソリで自己処理をしたほうが一生涯にかかる費用は安く、コストパフォーマンスがよいかは微妙なところです。毎日の自己処理にかかる時間がもったいないと感じている人、肌が弱い人などは全身を永久脱毛するメリットはあるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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