家飲みガチ勢が激推し! コスパ最強の「家飲み」にチャレンジしみてはいかが?
ファイナンシャルフィールド / 2023年6月7日 11時0分
ステイホーム期間中から、「家飲み」にハマってしまった人は多いのではないだろうか。外食と比べると、他人や時間に気を使わなくてもよく、しかも「圧倒的に安い」のが大きな魅力だ。 ステイホーム期間中から家飲みにハマった30歳男性のAさんは、若い人やお酒が好きな人こそ、「家飲み環境」を整えるべきだと主張する。その理由を聞いた。
圧倒的な安さが魅力
Aさんはお酒好きであり、新型コロナウイルス感染症が流行する前は必ず週2回、居酒屋とバーを少なくとも2軒はハシゴする生活を送っていた。ちなみに飲み代は1日5000~1万円程度。年間にすると約50万円近く、外食費に投じていたという。
ちなみに株式会社タンタカ(東京都江東区)が運営する、お金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」で、2021年1月に30~50代の働き盛りの男性500人を対象とした「30代・40代・50代男性の飲み会事情についてアンケート」調査によると、月々の飲み代で最も高い割合を占めているのは5000~1万円(23%)で、3万~4万円はわずか3.6%しかない。客観的にみるとAさんは元々、飲み代がかなり多い部類といえるだろう。
「一人で飲むのも好きだったこともあり、安定して外飲みを続けていましたね。東京の上野を中心に神田や池袋、新宿など大きな街で飲むことが多かったです。飲み代は、家賃の次に大きな支払いだったと思いますよ。しかも、コロナが流行するまで3年続けていたので150万円くらいですか。今では信じられません(笑)」
「外飲みが趣味」だったAさんが家飲みをせざるを得なくなったのは、新型コロナウイルス感染症が原因だ。最初は渋々だったAさんだが、すぐに家飲みのコスパの良さを実感したという。
「こだわりのあるレモン缶チューハイ(350ミリリットル)でも、だいたい24缶で4100円程度。1缶あたり172円で飲めますからね。格安居酒屋とは違い、焼酎などに『何が使われているのか』を知りやすいのも利点です。さらに種類も豊富なので、探す楽しみもあります」
Aさんいわく、3000円のボトルは居酒屋では少なくとも1.5~2倍はすることが多く、スナックやキャバクラだと3倍以上も珍しくないという。
「もちろん『場所代』が含まれているのは承知でしたし、むしろ知っていたからこそ、外飲みにハマっているときはあえて、『元々いくらなのだろう』と考えることから目をそらしていたのだと思います。ただ、家で飲むためのお酒を探すとなると否が応でも、元値を知ってしまいますからね(笑)」
飲み代は年間25万円以上削減! 一方、意外な落とし穴も……
Aさんは今も外飲みを楽しんでいるものの、家飲みにハマってからは一人飲みが全て家飲みになったことで、飲み代を月に2万円以上も削減することができたという。
「家で飲むことで2軒目の誘惑もなくなったことも大きいですし、なんなら『2軒目は家』という選択肢も増えたのも、家計にとってはプラスだと思います。あとは当然、食べ物も安く済ませられるのも大きなメリットだと感じています。家飲みに使っているお金は、おつまみやガッツリとした食べ物代を入れても月1万円程度でしょうか」
ちなみに株式会社カクヤス(東京都北区)が2021年12月に、メールマガジンに登録しているユーザー482人を対象とした「『毎月の家飲み代』や『贅沢なお酒の基準』についてアンケート調査」によると、家飲み代の月平均で最も多いのは5000~1万円(29.3%)で次点が1万~2万円程度(24.7%)。
外飲みでは明らかに「使いすぎ」だったAさんも、多数派の感覚に落ち着いたと考えられる。外飲みから家飲みに変えることで、大きな節約が期待できるのは間違いないのではないだろうか。
まとめ
外食費やお酒代の節約には成功したものの、Aさんは家飲みにハマったことでAV機器やソファ、プロジェクター、といった周辺環境にお金を投じてしまい、一時期金欠になってしまったという。こだわりのお酒や周辺環境など、家飲みも意外と「沼」が深いのは注意すべきだろう。
出典
株式会社タンタカ 30代・40代・50代男性の飲み会事情についてアンケート
株式会社カクヤス 「毎月の家飲み代」や「贅沢なお酒の基準」についてアンケート調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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