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職場のデスクで「扇風機」を使用! 私物なら電気代は「自腹」になる?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月10日 10時0分

職場のデスクで「扇風機」を使用! 私物なら電気代は「自腹」になる?

暑い季節になると、会社の冷房では物足りないと感じる人は少なくありません。本記事では、社内で私物の扇風機を使用する場合、会社の電気を使用できるのかどうかを紹介しています。   また、電気代が会社負担になることに不安を感じている人向けに、注意したいポイントをいくつか解説。自己判断で持ち込むと思わぬトラブルに発展することもあるので気を付けましょう。

会社の判断で使用できる場合がある

快適な仕事環境づくりのために、会社が私物の扇風機の使用を認めているケースがあります。また、公には認めていないものの、暗黙の了解で私物の扇風機の使用を許している場合もあり、会社によって判断が大きく異なります。扇風機の使用を検討している際は、自己判断で持ち込まずにまずは上司や総務部などの判断を仰ぎましょう。
 

・USBタイプは使用できないケースがあるので注意!

会社で私物の扇風機の持ち込みを認めていたとしても、USB給電の卓上扇風機の使用が禁止されているケースがあります。USB給電はパソコンに接続しなければならず、セキュリティリスクから認められない場合があるので注意が必要です。USB給電の卓上扇風機を利用できない職場では、コンセントタイプの扇風機の使用を検討してみてください。
 

会社が認めていない場合は窃盗罪となる可能性も

会社が私物の扇風機の給電を認めていない場合は、電気は会社の財物であるため、電気の窃盗として窃盗罪に問われる可能性が出てきます。コンセントからの給電、USBポートを使用した給電のいずれも窃盗罪に該当する恐れがあるので注意してください。
 
なお、労働安全衛生法により、労働者が常時就業する室の気温の努力目標値は18℃以上28℃以下と定められています。上述した気温に保つのは努力義務ですが、冷房設備がない場合は会社側に設置を求めることが可能です。場合によっては労働基準監督署に申し出て、指導してもらうなどの対策を講じられます。
 

電池式のポータブル扇風機も会社に判断を仰ごう

扇風機の給電が会社で認められていない場合は、電池式のポータブル扇風機や、充電式電池が内蔵された扇風機を使用するのも1つの手です。給電式でなくとも長時間利用できる扇風機が登場しています。
 
ただし、コードレスの扇風機の使用に関しても、周囲にうるさい・寒いといった不快な思いをさせてしまう恐れがあります。職場で働く人に配慮して、ポータブル扇風機などの使用を全面禁止にしているケースがあるため、持ち込む前に上司に判断を仰ぐと良いでしょう。
 
また、コードレスの扇風機の使用が許可されているケースにおいても、風に乗って柔軟剤・整髪料などの匂いが広がってしまう恐れもあるので注意が必要です。周囲をみて、使用しても問題ない環境かどうかを事前に確認しておきましょう。
 

自己判断で持ち込むと窃盗罪になる恐れがあるので危険

暑さに耐えきれず職場で扇風機を使用する際は、自己判断で持ち込まず、必ず上司や総務部などへ判断を仰ぎましょう。会社によっては許可していたり、暗黙の了解で認められていたりするケースがあります。
 
仮に、許可されている場合においても、扇風機を使用する際は周囲へ音や匂いで迷惑をかけていないか確認し、周囲に配慮しながら使用することが大切です。
 

出典

厚生労働省・都道府県労働局・労働基準監督署 ご存じですか?職場における労働衛生基準が変わりました

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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