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インターネットバンキングの不正利用に注意!パスワードを安全に管理する方法とは?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月8日 7時10分

インターネットバンキングの不正利用に注意!パスワードを安全に管理する方法とは?

インターネットバンキングは、送金や支払いなどのさまざまな手続きを、銀行へ足を運ばなくても、自宅にいながら簡単に行える便利なサービスです。操作をする際に、パソコンやスマートフォンへID(識別番号)とパスワードを入力しますが、これらの情報を盗み出して、不正に利用する犯罪が増えています。   今回は、インターネットバンキング不正利用の手口や対策について、解説します。

インターネットバンキングのIDやパスワードは狙われている! その手口とは?

警視庁によると、インターネットバンキングへアクセスするために必要なIDやパスワードが盗み取られ、不正利用される事案が発生しているとのことです。犯人が主として使う、三つの手口への注意喚起がされています。
 
・フィッシング
銀行を装ったメールやSMS(ショートメッセージ)を送り、リンクから偽サイトへ誘導するという手口です。偽サイトとは知らずに、IDやパスワードを入力すると、盗み取られてしまいます。
 
・クラウドサービスへの不正アクセス
パソコンやスマートフォンのメモアプリなどのクラウドサービスに不正アクセスして、保存されている情報を盗み取るという手口です。インターネットバンキングのIDやパスワードを保存していると、不正利用されるリスクが高まります。
 
・ウイルス感染
メールの不正な添付ファイルやWebページから、パソコンをウイルス感染させるという方法です。ウイルス感染したパソコンで、正規のネットバンキングにアクセスすると、入力情報が盗み取られてしまいます。
 

不正利用の対策に効果的なパスワード管理の心構え

IDやパスワードの管理は、インターネットバンキングの不正利用から、身を守るための第一歩です。パスワード管理の基本として、三つのポイントをご紹介します。
 
・推測されにくいパスワードを作成する
シンプルなパスワードは推測されやすいため、インターネットバンキングの不正利用のリスクが高くなります。
 
例えば、パスワードに電話番号や生年月日などを含めたり、並び数字や同一数字にしたりすることは危険です。数字と英文字を組み合わせて、英文字は大文字と小文字を使い分けるなど、パスワードの作成には工夫をする必要があります。
 
・目につくところにメモをしない
パスワードを忘れないように、付箋にメモをして、パソコンの周囲に貼っている方もいるようです。
 
しかし、空き巣に入られて、IDとパスワードを盗まれ、不正利用されたという事例も発生しています。パスワードをメモする際は、目につかないところに保管するようにしましょう。
 
またパスワードを、エクセル・ワードなどを使ってパソコン内に保存したり、クラウドサービスに保存したりすることも危険です。
 
・IDやパスワードを第三者に教えない
銀行員・警察官・銀行協会職員などを装って、インターネットバンキングのIDとパスワードを聞き出そうとする事例もありますので、注意が必要です。
 
銀行員が、電話や店舗外でIDやパスワードを確認することはありませんので、聞かれても教えてはいけません。正当な理由があるように思える場合でも、教えずに、銀行に確認するようにしましょう。
 

パスワードの管理に気をつけて大切な資産を犯罪者から守りましょう!

インターネットバンキングは、便利なサービスですが、IDやパスワードの管理に注意が必要です。利用する際は、パスワード管理の基本をしっかりと実践して、大切な資産を犯罪者から守りましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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