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「手作り弁当」VS「外食」の価格差は「月1万円」? ランチ代の平均額も紹介!

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月12日 2時20分

「手作り弁当」VS「外食」の価格差は「月1万円」? ランチ代の平均額も紹介!

ガソリン代や電気代、食料品などが値上がりする中、いろいろな支出を見直したり節約したりしている人も多いのではないでしょうか。   特に、出社している社会人にとってランチは毎日のことなので、ランチ代に頭を悩ましている人も多いかもしれません。ランチといえば朝準備した弁当か外食が定番ですが、弁当と外食ではどれくらい金額に差がつくのでしょうか?   本記事では、ランチ代の平均について見た上で、弁当と外食の金額差について解説します。

ランチ代の平均は500円台

株式会社UOCC(Spicomi調査)によると、オフィスで勤務している会社員の場合、ランチ代の平均は575.8円で、男性は561.8円、女性は584.1円です。男性よりも女性のほうが若干高いですが、そこまで差はなく、すべて500円台後半でした。
 
ちなみにランチで主に食べているものはなにかというアンケートでは、自分の弁当が32.3%で最も高く、次いでコンビニが22.9%、近くの飲食店が21.5%、社員食堂が7.8%と続きます。
 

弁当と外食でどれくらい違うのか

ランチ代の平均は575.8円ですが、弁当と外食ではどれくらい違うのでしょうか。
 
株式会社ニチレイフーズは、手作りの弁当に関する調査をしています。この調査によると、手作り弁当にかける費用の平均は1食当たり231.5円です。仮に月20日出勤したとすると、231.5円×20日=4630円が毎日弁当を作った場合に1ヶ月あたりでかかるお金です。
 
一方、株式会社UOCC(Spicomi調査)によると、主に飲食店で食べる場合、ランチ代の平均は男性が728.5円、女性が806.6円という結果でした。
 
こちらも月20日出勤で計算すると、男性は1万4570円、女性は1万6132円です。男女による差はありますが、毎日弁当の場合と外食の場合だと、1ヶ月あたりで約1万円の差が出るようです。
 

安いからと言って必ずしも弁当が良いわけでもない

ここまで見てきたとおり、ランチを毎日弁当にすれば、外食よりも毎月1万円、年間で10万円以上節約できます。とはいえ、毎日弁当を作ることは楽ではありません。
 
昨晩の残り物や冷凍食品を活用しても時間はかかりますし、弁当箱の隙間を埋めるのに苦労することもあるでしょう。作る手間はもちろん、持ち帰った弁当箱を洗う必要もあります。
 
これらの手間と節約できる金額をてんびんにかけ、自分にどちらが合うかを考えてみることが大切です。また、例えば、週に2回だけ弁当を作るといったように、できる範囲でという形でもよいでしょう。
 

弁当を作らずに節約する方法

最後に、弁当を作る以外にランチを節約する方法を考えてみましょう。
 
まずは、クーポンの利用です。飲食店やコンビニエンス・ストア(以下、コンビニ)などで使える無料のクーポンやアプリなどを活用できれば、通常より安くできるかもしれません。
 
また、いつもコンビニで弁当を買うという人は、スーパーや総菜店を利用することもおすすめです。コンビニよりも安い傾向にありますし、例えば、白ご飯を弁当に詰め、おかずのみ買うといった方法もあります。
 
スーパーの特売日にカップ麺やちょっとしたバランス栄養食をまとめて購入しておき、たまに活用するのも節約になります。ただし、栄養面に配慮し、毎日とならないように注意しましょう。
 

節約はできる範囲で継続できる方法を選ぼう

ランチ代は毎日のことで節約は大切ですが、無理に頑張るとつらいかもしれません。仕事が忙しい人は、ランチの外食が人生の楽しみという人もいるでしょう。
 
節約は無理なく続けることが大切です。大きなストレスなくできる範囲で、うまく継続できるような方法にしましょう。
 

出典

株式会社UOCC Spicomi ランチ代平均金額と高いのはいくら?昼食代500円は高い?
株式会社ニチレイフーズ お弁当事情に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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