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「風呂」「洗濯」「トイレ」1回あたりの水道代はどれくらい? 節約するにはどうすべき?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月11日 10時20分

「風呂」「洗濯」「トイレ」1回あたりの水道代はどれくらい? 節約するにはどうすべき?

お風呂の水をためる際、なんとなく「水道代がもったいないから」と、ためる量を少なめにしていませんか?   その他、洗濯を2日に1回にする、家庭でのプールを控える、などが考えられます。それでいくらの節約になっているのか、計算します。

東京都の水道代の目安は1リットル当たり0.24円

本記事の計算では、東京都水道局が水道代の目安を試算する際に用いている数値である、1リットルあたりの単価0.24円で、それぞれ計算します。
 

お風呂1回当たりの水量は200リットル

私たちが1日に使用する水の約4分の1はお風呂で消費しており、「節水したい」と思ったときは、まずお風呂に目を向けることは効果的であるといえるでしょう。
 
一般家庭で使用されている浴槽には約200リットルの水が入ります。金額にすると、200リットル×0.24円=48円で、1ヶ月間(31日とする)毎日使うとすると約1500円になります。
 
水量を半分にしてお風呂に入ったとすると、月750円の節約になる計算です。やはり、多くの水を使うお風呂での節水は効果が高いようです。
 

洗濯1回当たりの水量は縦型で約150リットル

パナソニックが公表している定格洗濯時の標準使用水量をもとに、ドラム式と縦型で分けて計算します。一般的には、ドラム式の方が節水性能に優れているそうで、パナソニックでは約83リットルとなっています。これに対して、縦型は約150リットルです。


【ドラム式】約83リットル×0.24円=約19.92円
【縦型】約150リットル×0.24円=約36円

縦型で1ヶ月間、毎日1回洗濯した場合の水道代は約1100円であり、2日に1回に減らした場合には約550円の節約になります。
 
また、ドラム式と縦型を比較すると、洗濯1回あたりの水道代の差額は約16円となっており、毎日1回使用したとした場合の1ヶ月間の差額は約500円にもなります。洗濯回数が多い家庭は、ドラム式洗濯機への買い替えも検討してみるとよいでしょう。
 

トイレ1回あたりの水量は約5リットル

トイレ1回で流れる水量は、1975年以前では1回あたり約20リットルでしたが、現在の主流は5リットル以下にまで進化しています。5リットルを金額にすると、5リットル×0.24円=1.2円です。
 
トイレの回数を調整するというのは現実的ではなく、節水するとしたら的確に大と小のレバー(ボタン)を使い分けることでしょうか。トイレで大きな節水をしようとしても難しいと考えられます。
 

家庭用プール1回あたりの水量は450リットル

小さな子どもが家庭で遊べそうなサイズとして、縦横150センチメートルのプールに高さ20センチメートルほどまで水を入れた場合で計算します。
 
このプールで使用する水量は450リットルなので、水道代は450リットル×0.24円=108円となります。レジャープールに出掛けることを考えると、タダ同然といえるでしょう。
 

まとめ

お風呂、洗濯、トイレ、プールにかかる、1回あたりの水道代を計算してみました。
 
やはり、お風呂と洗濯には大きな水道代がかかっていることが分かります。そのため、節約に励む場合はこれらの節水を心がけましょう。
 

出典

東京都水道局 節水について
国土交通省 節水小事典 お風呂で
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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