給料が少なくても「節約」できる!貯蓄をふやすためのコツとアイデア
ファイナンシャルフィールド / 2023年6月9日 11時20分
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給料が少ないからといって貯蓄をしておらず、将来に不安を持っていませんか。結婚や住宅取得などのライフイベントを控えている人にとって、貯蓄ができていないことは、大きなダメージになることは間違いありません。 少ない給料であっても工夫をして、貯蓄を殖やしていく必要があります。貯蓄を殖やすためには、無理のない方法を選ぶことが重要です。家計を見直し、貯蓄の目的を明確化したうえで、実行できる貯蓄のコツとアイデアについて紹介していきます。
貯蓄を無理なく行う方法
貯蓄を無理なく行うための第一歩は、家計を見直すことです。現在の収入金額と支出金額を一覧表に整理して、そのバランスを検討しましょう。収入は、ある程度は把握しやすいものですが、大切なことは、日々支払っている各種の費用を、正確に把握することです。
この作業ができれば、毎月どれだけの金額を貯蓄に回せるのかが、明確になります。そのあとで行うのが、数ある貯蓄方法の中から、自分にとって無理なく取り組める、具体的な方法を選ぶ作業です。どういった貯蓄方法を選ぶのかということが、成功のカギになります。
貯蓄の目的・目標を決める
ライフプランの作成とも深く関係しますが、自分のライフイベントに必要な資金を貯蓄するためには、具体的な貯蓄の目的や金額を決めることが、非常に重要です。この点が確実に意識できていないと、節約や貯蓄行動をうまく進めることができません。
なんのために、いつまでに、どれだけ貯めるのかを、明確にしておきましょう。紙に大きな文字で目標を書いて、部屋の壁などに貼り出しておくと、モチベーションの向上に役立ちます。
少額から貯めることを始める
貯蓄を無理なく始めて、長く継続させるためには、少額からスタートするというのも、ひとつの方法です。まずは、1000円からでも問題ありませんので、とにかく決めた金額を、毎月確実に貯蓄に回します。毎月の定額貯蓄を習慣化することが重要です。
定額での貯蓄が習慣化したら、徐々に金額を増やすことを検討していきましょう。このように、目標金額を達成するために必要な毎月の貯蓄金額を、理想に近づけていきます。
先取り貯蓄を行う
金融機関には、毎月一定額を自動的に積み立てるサービスがあります。最初に手続きをしておけば、預金から自動的に貯蓄してくれるシステムですので、預金者の手間は不要です。自分での管理に自信がないならば、こうしたサービスの活用をおすすめします。
また、勤務先に財形貯蓄制度がある場合は、先に会社が給料から天引きしてくれますので、負担感なしで貯蓄できるでしょう。
貯蓄口座の管理方法
貯蓄したお金を、自由に引き出せないような仕組みにすることも重要です。そのためには、支出用の口座と貯蓄用の口座を分けて、別々に管理する方法が効果的です。生活費やクレジットカードの支払いとか、公共料金引き落としなどの口座と、貯蓄用の口座が分かれていれば、貯蓄金額に手をつけずに済みます。
家計簿をつける
貯蓄を殖やすためには、支出を減らすことが基本ですが、そのためには、支出の内容を正確に把握する必要があります。レシートなどを取っておいても、保管するだけでは、支出の全体像を把握することができません。
家計簿へ書き込むことが面倒な方でも、現在は便利なアプリなどがありますので、使いやすいものをうまく活用して、自分の支出行動を明確化しましょう。
資産運用を検討する
金融機関の低金利時代は、まだしばらくは続きそうな見通しです。一定の金額が貯金できましたら、資産運用を検討してみましょう。さまざまな投資方法があり、それぞれリスクもありますが、少額からスタートできて、長期間コツコツと貯めていける、iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)などがおすすめです。
支出を減らすことを検討する
無理なく貯蓄する方法を選ぶことも重要ですが、家計の見直しをして支出を減らすことも、同様に大切なポイントです。特に固定費と呼ばれる、住居費、水道光熱費、通信費、生命保険・損害保険の保険料、自動車の維持費などは、見直しによる減額が可能な項目です。
毎月かかる固定費を節約して、支出を減らすと同時に、食費の節約や、クレジットカードでの支払いへのポイント還元などを有効活用すると、さらなる減額も可能になります。
家計の見直しや支出の減額で貯蓄を殖やしていこう
家計を見直して、毎月の出費を減らし、無理なくできる自分に合った貯蓄方法を行うことで、給料が少なくても、貯蓄を殖やしていくことができます。貯蓄を殖やすには、本記事で紹介したような、コツと工夫が必要です。
自分なりにできることからスタートして、将来のライフイベントの際に慌てないように、無理なく貯蓄を殖やしていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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