【機動戦士ガンダム】「アムロ・レイ」の給料の推移とは？ エースパイロットになれば昇任して給料は高くなる？

機動戦士ガンダムではMSパイロットが戦場で数多く活躍していますが、その中でも特に技術力や統率力に優れていて圧倒的な戦績を残しているエースパイロットが存在します。   エースパイロットになると敵軍からも存在を認知されているため、たった1人で戦局を大きく左右する力を持っているといっても過言ではありません。そんなエースパイロットになれば昇任して、給料は高くなるのでしょうか。   本記事では、エースパイロットの昇任が早いかどうか、給料が高くなるかどうか解説します。

エースパイロットになると昇任は「早くなる」

エースパイロットになると、昇任のスピードは一般的なペースと比べて早く、主人公であるアムロ・レイも入隊してから1年足らずで少尉になっています。海上自衛隊を参考にしてみると、パイロット育成コースである航空学生として入隊してから、少尉に当たる3尉に昇任されるまでは6年が必要です。
 
アムロ・レイは最新鋭MSであるガンダムを操縦して数々の戦績を残しているため、エースパイロットと呼ぶにふさわしいパイロットといえます。エースパイロットといわれる人の昇任速度は、一般的な人と比較するとかなり早いです。
 
また、エースパイロットの昇任が早いのは地球連邦軍だけでなく、ジオン軍でも見られます。
 
アムロ・レイのライバルであるシャア・アズナブルを見てみると、シャア・アズナブルは一年戦争が始まった当初は中尉（自衛隊での2尉）でしたが、さまざまな場面で大きな戦果を挙げたと認められたので最終的には大佐（1佐）になりました。1年戦争はその名前の通り1年間で繰り広げられたため、わずか1年間でシャア・アズナブルは中尉から大佐までの4階級の昇任がされています。
 
このように戦場でMSを駆って大きな戦績を残しているとエースパイロットといわれ、一般的な兵士よりも昇任が非常に早いことがわかりました。
 

アムロ・レイに見る給料の推移

アムロ・レイは、最初は民間人として機動戦士ガンダムシリーズに登場しましたが、シリーズを通して最終的には大尉になっています。（アムロ・レイは士官学校を卒業していないため、軍規によって大尉までしかなれない）アムロ・レイが経験した階級である曹長・少尉・大尉の給料については、図表1を参考にしてみてください。
 
図表1
 

階級	給料（月額）
曹長（1等海曹）	22万1300円～41万9700円
少尉（3等海尉）	23万6000円～44万9000円
大尉（1等海尉）	26万9900円～46万700円

 
参議院 防衛省の職員の給与等に関する法律等の一部を改正する法律案を基に作成
 

エースパイロットになるメリット

エースパイロットになるメリットとして昇任が早くなるだけでなく、他にも多くの権利を得られる点が挙げられます。
 
例えば、ジオン軍ではエースパイロットには専用機が積極的に与えられるため、普通のMSよりも一人ひとりの戦闘スタイルに合わせて調整されているMSで戦いやすくなるでしょう。優秀なパイロットを失ってしまうのは軍にとって大きな損失になるので、優先的に最新鋭MSを支給するケースも少なくありません。
 
他にも部隊長として部下を任せられて戦場においてもある程度の自由が認められるなど、多くのMSパイロットはエースパイロットになるために努力しています。
 

まとめ

エースパイロットになれば昇任して給料が高くなるだけでなく、普段から使用しているMSも最新鋭のものが与えられたり、自分自身に合わせたチューンアップしてもらえたりとさまざまなメリットがあるでしょう。また、エースパイロットになると相手側にも知られる存在になるため、戦場においての影響力が非常に大きくなります。
 

出典

自衛隊八王子地域事務所 自衛官採用ロードマップ

防衛省・自衛隊 自衛官の階級

参議院 防衛省の職員の給与等に関する法律等の一部を改正する法律案

 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー