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出産祝いに「2万円のお鍋」をもらったけど、お返しは「半額」で大丈夫? 何を渡すべき?

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月15日 10時10分

出産祝いに「2万円のお鍋」をもらったけど、お返しは「半額」で大丈夫? 何を渡すべき?

子どもがうまれると出産祝いとしてお金や生活雑貨などの物品をもらう機会も多いのではないでしょうか。しかし、もらえるのはうれしいけれど、お返しはどうすればいいのか悩むこともありますよね。   半額返したほうがいいのか、3分の1くらいでいいのか、相場はもちろん何を渡せばいいのか気になるかもしれません。本記事では、もしも2万円相当のお鍋をもらった場合どうすればいいのか、解説します。

出産祝いにお返しは必要?

出産祝いに対するお返しは「出産内祝い」といい、本来は自分の幸せを近所にお裾分けする意味が含まれています。
 
現在では「内祝い=もらったお祝いに対するお返し」として使われることが多く、出産に限らずお祝いをもらったらお返しするのが一般的ですが、お祝いをもらったから絶対にお返しをしなければならないわけではありません。
 
例えば、両親や祖父母など親族からは「お返しをする必要はない」と念押しされることもあるかもしれません。仲がよく関係も深い友人から「変に気をつかうのも避けたいから、自分たちは今後も含めてお互いお返しはしないことにしよう」と言われるかもしれません。
 
その時の状況や関係性で臨機応変に対応しましょう。相手から特に何も言われなかった場合や職場の先輩など仕事に関係のある人の場合は、お返しすることをおすすめします。
 

出産内祝いの相場と渡すもの

一般的には受け取ったお祝いの3分の1から半額程度が目安と言われますが、明確に決まっているわけではありません。迷ったら3分の1程度で検討してみましょう。本記事の例題である2万円相当のお鍋をもらった場合は6000円から7000円くらいの範囲になります。
 
渡すものも決まりはないため、相手が好きなものや普段使っているものを贈ってもよいかもしれません。何を渡せばいいか分からない場合は、汎用(はんよう)性が高いギフトカードやレストランの食事券などを贈るのもおすすめです。
 
「理想の出産祝い」の内容として「現金・ギフトカード」をあげる場合も多く、データによっては5人に1人以上が選択することもあります。
 
お返しの相場や内容に明確な決まりはありませんが、お祝いの金額を超えるようなものを贈るのは控えましょう。相手に喜んでもらいたい気持ちがあったとしても「自分が贈ったものより高いものを返された」と萎縮させ、プライドを傷つけてしまうおそれがあります。
 

出産祝いをもらったら必ずしたいこと

出産祝いをもらうと、お返しは何を渡せばいいのか、金額はどのくらいがいいか悩むかもしれませんが、まずは無事に届いた報告をしてお礼の気持ちを伝えましょう。連絡をしないまま放置すると、相手も「無事に届いたかな?」と不安になるかもしれないからです。
 
今回のお鍋のように、毎日の料理に使えるキッチングッズをもらう場合も少なくありません。自分が今まで使ったことがないものを贈られた場合は、おすすめの使い方を聞くのもいいでしょう。
 

まとめ

今回は出産祝いとして2万円相当のお鍋をもらった場合、半額の1万円分を返さないといけないのか、何を渡せばいいのか、解説しました。2万円相当のお祝いをもらった場合、お返しの相場は6000円から多くても1万円の範囲にしましょう。高額なものを返すと相手を萎縮させてしまうおそれがあるので、注意が必要です。
 

出典

株式会社GRI SmartSurvey 4572/出産祝いのプレゼントに関する意識調査

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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