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「節約」と「エコ」につながる低燃費タイヤとは?メリットや注意点を解説

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月15日 9時20分

「節約」と「エコ」につながる低燃費タイヤとは?メリットや注意点を解説

「車の燃費を少しでもよくしたい」と考える方は少なくないでしょう。タイヤの選び方によって、燃費に大きな影響が出ることはご存じでしたか?   今回は、「節約」と「エコ」につながる低燃費タイヤを、メリットや選ぶ際の注意点とともにご紹介します。

低燃費タイヤ(エコタイヤ)とは?

低燃費タイヤとは、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)が定めたグレーディングシステム(等級制度)で、転がり抵抗性能とウェットグリップ性能の二つの基準を満たしているタイヤのことです。
 
転がり抵抗性能は5等級に分かれていて、低燃費タイヤの基準は、最上位から「AAA・AA・A」の3等級までの範囲に限定されています。ウェットグリップ性能は、「a・b・c・d」の4等級に分かれています。
 
消費者にとって分かりやすいように、2010年1月から「低燃費タイヤ等のラベリング制度」が運用されていて、タイヤを購入する際は、ラベル表示によって、低燃費タイヤであることが確認できます。
 
例えば、ラベル表示が「AAA/a」であれば、低燃費タイヤの、最高グレードであることが分かります。
 

低燃費タイヤのメリット

低燃費タイヤは「節約」と「エコ」につながることが大きなメリットです。転がり抵抗を減らすことで、1~4%ほど燃費が向上するといわれていて、ガソリン代の節約につながります。
 
また、耐摩耗性にも優れていて、ノーマルタイヤと比較すると、1万~2万キロメートルほどタイヤが長持ちするといわれています。タイヤ交換の頻度が減るため、タイヤ選びの時間や費用を節約できるでしょう。
 
燃費が向上すると、二酸化炭素の排出量を抑えられます。環境に優しい低燃費タイヤは、エコにもつながるタイヤです。
 

低燃費タイヤを選ぶ際の注意点

低燃費タイヤを選ぶ際は、以下の2点に注意しましょう。
 

・ラベル表示を確認して、適したタイヤを選ぶ

転がり抵抗が少ないと、それだけタイヤがスムーズに回転しますが、接地摩擦力は低下してしまいます。グリップ力が弱いと、雨の日の走行では制動距離が伸びてしまうため、注意が必要です。転がり抵抗性能だけではなく、ウェットグリップ性能も高いタイヤを選ぶと安心です。
 

・定期的に空気圧の点検を行う

低燃費タイヤは、素材の特性により、ノーマルタイヤよりも少し軟らかくできています。性能を十分に発揮するには、適正な空気圧を維持しなければなりません。月に1回は、空気圧の点検を行いましょう。
 
また、低燃費タイヤは素材が軟らかいので、縁石や段差で、サイドウォールを傷つけないように注意することも大切です。
 

「節約」と「エコ」を求めるなら低燃費タイヤがおすすめ!

車のタイヤは、3万キロメートルの走行、もしくは、製造から3~5年ほど経過したら、交換するのが一般的です。しかし、損傷によって、それよりも早く寿命がくることもあるでしょう。費用を抑えるために、タイヤ交換の時期を先延ばしにすることは危険です。
 
「節約」と「エコ」を求めるならば、タイヤ交換のタイミングで、低燃費タイヤの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

一般社団法人 日本自動車タイヤ協会「低燃費タイヤ等のラベリング制度」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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