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ゴーヤーを育てて約30%の節電に!グリーンカーテンの育て方をご紹介

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月19日 3時30分

ゴーヤーを育てて約30%の節電に!グリーンカーテンの育て方をご紹介

夏に活躍する家電製品といえば「エアコン」ですが、電気代を気にして使用頻度を減らすなど、節約を意識している人もいらっしゃるでしょう。   経済産業省によると、夏季の点灯帯(19時頃)における、エアコンの電気の使用割合は38.3%で、ほかの家電製品に比べて、ダントツ1位という結果となりました。   そのため、エアコンにかかる電力を抑えれば、電気代の節約につながるといえるでしょう。そこで、おすすめするのが「グリーンカーテン(緑のカーテン)」です。   グリーンカーテンとは、ゴーヤーやアサガオ、ヘチマのように、つる性の植物で作られる自然のカーテンを指します。日射による熱エネルギーをカットして、省エネ効果が期待できます。   今回は、グリーンカーテンの作り方をまとめました。電気代を節約したい! という人は、ぜひ挑戦してください。

グリーンカーテンでどれだけ節電できるのか?

グリーンカーテンは、すだれと比べても、日射による熱エネルギーを大きくカットできます。
 
そのため、家などの建物周りの表面温度を下げて、室内温度の上昇を抑える効果が期待できます。さらに、グリーンカーテンを通り抜ける風は、葉によって冷やされるため、涼しさを感じられるでしょう。
 
中部電力などの実験によると、グリーンカーテンをしない場合と比較して、遮熱率はなんと60~80%で、約30%の節電につながることが分かりました。単純計算で、エアコンにかかる電気代が月に2万円であれば、1万4000円に抑えられ、6000円の節約につながります。
 

グリーンカーテンの作り方

では実際に、グリーンカーテンの作り方をご紹介します。ベランダでも作れるため、どのご家庭でも、簡単に取り入れられるでしょう。
 

【用意するもの】

●育てたい植物の種や苗
●培養土
●鉢底石もしくは鉢底ネット
●肥料
●プランター
●ネット(網目は10センチメートルがおすすめ)
●支柱
●ジョウロとスコップ

 

【作り方】

1.プランターの底に鉢底石(鉢底ネット)を敷いて、土を入れる
2.種の場合、まく前日に種を水に浸しておく
3.種もしくは苗を植える(1~2週間ほどで芽が出る)
4.多くの芽が出た場合は、間引きする
5.毎日朝晩、水をあげる(花が咲く時期は肥料を与える)
6.伸びてきたらネットをセットして、つるをネットに巻きつける
7.ゴーヤーなどは、花が咲いたら受粉させる(受粉させることで実がなる)

 
グリーンカーテンを作るコツは、水と肥料を欠かさずにあげることです。また、節電効果をより高めるには、窓をしっかりと覆う大きさのネットを用意することがポイントです。その際、ネットを斜めにセットしましょう。
 

グリーンカーテンに向いている植物

グリーンカーテンは、つる性植物で作れます。具体的には、以下の種類が育てやすくて、おすすめです。
 

●ゴーヤー
●アサガオ
●ヘチマ
●ナタマメ
●キュウリ
●ミニカボチャ
●フウセンカズラ

 
花や実をつけるものがほとんどですので、育てる楽しみも感じられるでしょう。
 

見た目も涼しいグリーンカーテンで節電しよう

グリーンカーテンは、日射による熱エネルギーを遮熱して、約30%の節電効果が期待できます。さらに、植物の間を通り抜ける風は冷たくなり、涼しさを感じられます。
 
また、プランターで育てられるため、マンションのベランダでも実施可能です。
 
今年の夏は、見た目も涼しい「グリーンカーテン」で節約しながら、快適な夏を過ごしましょう。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト パンフレット一覧 夏季の省エネ・節電メニュー・リーフレット 家庭向けメニュー(本州・四国・九州版)「夏季の省エネ・節電メニュー」

中部電力株式会社 中部電力のあゆみ(映像紹介:2012年1月制作『20年目の真実』) 「【3】省エネ効果の実証」

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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