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「遺品整理」を業者に頼むと高い?依頼相場と費用を抑える秘訣をご紹介

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月19日 4時30分

「遺品整理」を業者に頼むと高い?依頼相場と費用を抑える秘訣をご紹介

両親と離れて暮らしている人もいるかと思いますが、帰省時に、実家が物であふれかえっているのを見ると「将来、誰が荷物の整理をするのだろう……」と不安を感じる人もいるでしょう。   日頃から、不用品の処分はもちろん、遺品の整理をしていればよいのですが、事前に準備している家庭は少ないかもしれません。   その場合、両親が亡くなられた後に、「遺品整理」を業者に依頼するケースもあるでしょう。   そこで今回は、遺品整理を業者に依頼した際の、相場やその内訳についてまとめました。 さらに、少しでも費用を抑えるためのコツをご紹介。   「遺品整理をどうしよう……」と悩んでいる人は、参考にしてください。

「遺品整理」にかかる費用の相場と内訳

「遺品整理」を業者に依頼する場合にかかる費用は、部屋の面積によって異なります。部屋の面積が大きくなれば、作業時間が増えて、人員も必要となるために、高くなる傾向にあります。具体的な相場を図表1にまとめました。
 
図表1
 

 
※筆者作成
 
遺品整理は、処分する物の量や、建物の周辺環境によっても費用が変わるため、相場に大きな差があります。そのため、図表1の相場は、あくまでも目安として参考にしてください。
 
また、遺品整理の費用内訳には、以下のことが含まれます。
 

●荷物の仕分け
●不用品の回収や処分
●貴重品の捜索
●遺品買い取りの査定
●建物の養生
●作業後の清掃

 
遺品整理の業者を検討する際は、複数の業者に見積もりを依頼して、比較するとよいでしょう。
 

なかには悪質な遺品整理業者も存在する!?

遺品整理の専門業者のなかには、詐欺まがいの手口を使う、悪質業者も存在するといわれており、実際に被害を受けた事例も少なくありません。
 
被害が多いとされている事例を、以下にまとめました。
 

●高圧的な態度での営業
●不当な追加料金の請求
●遺品の盗難
●格安金額での買い取り
●許可なく遺品を処分・回収
●乱雑な作業
●不用品の不法投棄

 
上記のような被害を受けないためにも、業者の選び方には注意が必要です。
 
身元が明確であり、資格や許可を得ている業者を選ぶと安心です。「遺品整理士」の資格や「一般廃棄物収集運搬許可」「古物商許可」などの許可を得ているか確認しましょう。
 

「遺品整理」での費用を抑えるコツ

「遺品整理」を業者に依頼する場合、以下のような、ちょっとした工夫で、費用を抑えられるかもしれません。
 

●事前にいらない物を処分しておく
●できる限り部屋の掃除をしておく
●自分たちで買い取りに出す

 
費用を抑えたいからといって、遺品整理すべてを自分たちで終えることは、簡単ではありません。そのため、部分的に介入して、業者の作業を減らすことで、費用を抑えられます。
 
また、フリマアプリやリサイクルショップなどに、自分たちで買い取りに出すことで、業者の買い取り価格よりも高価で売れるかもしれません。
 

「遺品整理」は複数の業者の見積もりを比較しよう

「遺品整理」を専門業者に依頼する際には、複数の業者に見積もりを依頼して、比較することが大切です。さらに、手がつけられそうな部分の整理や片付け・掃除などは、自分たちで済ませることで、費用を削減できるかもしれません。
 
しかし、なかには、詐欺まがいの手口で悪さをする業者もあります。安さだけに注目して、悪質業者にだまされないように、注意しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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