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「10年前のエアコン」は買い替えるべき? 最新モデルと「電気代」を比較!

ファイナンシャルフィールド / 2023年6月21日 10時10分

「10年前のエアコン」は買い替えるべき? 最新モデルと「電気代」を比較!

夏が近づいてくると活躍してくれるのがエアコンの冷房機能です。しかし、それと同時に電気代がいくらかかるのか不安になります。特に10年前などの古いモデルのエアコンは電気料金が多くかかるようですが、最新モデルのエアコンと比較するといくら違ってくるのでしょうか?   本記事では、10年前のモデルのエアコンと最新モデルのエアコンの電気料金がどれくらい違うのか比較します。

エアコンの電気料金の計算方法

エアコンの電気料金は「期間消費電力量×電気代の目安単価」で計算できます。期間消費電力は冷房の時期と暖房の時期の消費電力を合計したものになります。また、電気代の目安単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が発表しているもので、2022年7月からは31円となっています。
 
例えば、期間消費電力量が1000kWhのエアコンの電気料金は1000kWh×31円/kWh=3万1000円(年間)です。
 

10年前のモデルのエアコンと最新モデルのエアコンとの比較

10年前のモデルのエアコンと最新モデルのエアコンでは省エネ性能に差があります。そのため、同じ環境で使用した場合でも電気料金に差が出てしまいます。
 

10年前のモデルのエアコン

日本冷凍空調工業会によると、2012年のエアコンの期間消費電力量は単純平均値で826kWhです。これを現在の電気団の目安単価31円で計算すると、826kWh×31円/kWh=2万5606円となります。
 

2022年モデルのエアコン

同様に2022年モデルのエアコンの期間消費電力量を見てみると、単純平均値は771kWhです。これを計算すると、771kWh×31円/kWh=2万3901円になります。
 
10年前のモデルのエアコンと比較してみると、1705円も差があることがわかります。エアコンは長い期間使用することになるのが一般的なので、長い目で見ると大きな差です。
 
また、エアコンをよく使用する人や使用する部屋が広い場合はさらに差が出てくることが予想されます。10年前のモデルのエアコンを使用している場合は、買い替えや節電についても検討してみましょう。
 

エアコンの簡単な節電方法

古いモデルのエアコンを使用している場合でも、買い替えはお金がかかってしまうので少しでも長く使いたいと思う人もいるでしょう。そこで、エアコンの簡単な節電方法を紹介します。
 
まず、同じ時間使用する場合は「つけっぱなしにする」ことです。こまめに電源を消したほうが節電できるように感じますが、実際は温度を下げようとするときに電気を多く消費するのでつけっぱなしにしたほうが節電につながります。
 
また、設定温度を1℃上げることやカーテンを閉めるなどして直射日光を避けること、除湿機能を活用することで設定温度は下げないようにすること、といったことも節電に効果的です。エアコンの買い替えの前に、まずは簡単な節電方法を実践してみることをおすすめします。
 

少しでも電気料金を下げたい場合はエアコンの買い替えも検討してみましょう

10年前のモデルのエアコンを使用している場合は、消費電力量が多いので新しいモデルのエアコンよりも電気料金は高くなってしまいます。少しでも電気料金を下げたい場合はエアコンの買い替えも検討してみましょう。
 
また、買い替えの前に節電方法を実践してみることもおすすめです。今回紹介した節電方法はすぐにできるものばかりなので、まずは試してみましょう。
 

出典

一般社団法人 日本冷凍空調工業会 気になる消費電力量は・・・

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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